True love stories never have endings
(本物の愛の物語には、結末なんてない。)


降谷と安室とめんどくさい恋をする

恋して鈍る



「なまえ、降谷くんと付き合いだしたんだって?おめでとう」


「ありがとう、降谷から聞いたの?」


「あんたLINE見てないの?昨日の降谷くんのタイムラインやばかったよ」


「え、見るの怖い」


友達は厄介な奴に捕まったなといった同情の目を私に向けていた
怖い、LINEのタイムラインを開くのが…!


「まあ、それでも降谷は良い奴だろうし、何かされたらすぐいいな、私がぶっ飛ばしてあげるから」


友達は私の頭を優しく撫でると自分の席に戻って行った
すると、最近席替えをして隣になった佐々木くんが話しかけてきた

「みょうじさんって彼氏できたの?」


「少し前から、告白されていたんだけど……ずっと断ってて
気が付いたら好きになってたみたいで…」


上手く説明ができない
というか、説明が難しすぎる!
ううと唸っていると、先生がちょうど来たので話は途中で中断となった

佐々木くんの視線がいつもより鋭いことにいつもの私なら気づいたかもしれないが、その時の私の頭の中は降谷だらけで、気づくことができなかった