※ナチュラルに本誌ネタが出てきます。
それが嫌な方はお戻り頂いた方がよろしいと思います。
∇ 歓酒
2014.10.20 (Mon)



有名すぎますが、有名であるが故に時代や国を越えて愛される漢詩だと思います。
かくいう私もこの漢詩が好きなのですが、やはり漢詩そのものと言うよりは井伏鱒二が訳したものが好きなのだと思います。
個人的にはサヨナラだけが人生だという部分が先走っている感もあるんじゃないかなぁと思ったり。
ただ、この「サヨナラだけが人生だ」という言葉の中に「あなたに出会えてよかった」という気持ちや「あなたと過ごした時間を忘れない」という気持ちが入っているんじゃないかなというのが私の感想です。
だからこそ「どうぞなみなみつがしておくれ」の部分がどうしても門出を祝う嬉しい気持ちと同時に切なく感じてしまいます。

後、寺山修司は「さよならだけが 人生ならば」で始まり「人生なんか いりません」で終わる詩を書いていますが、記憶があやふやなので確かではありませんが別の詩では「人生はさよならだけ」というのも書いていた記憶があります。
この二つの詩の対比も中々面白んではないかなと思います。
私は文系に弱くずぶの素人なので詳しい事は分からないというのが本音ですが。
詩は独特な書き方をしているのが殆どなので本当に苦手でした。


前からずっと好きだった企画サイトさんだったので、今回は自分が企画に参加させて頂いて本当に楽しかったです。
また機会があれば参加したいなぁ。




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