郭「元モデルでワイドショーでよく見る女優さんと言ったら…」師「別に…のあの人?」
2014/06/14 23:26

昭「人選がちょっと古いっていうか…姉上最近ゲームばっかでテレビ見てないからしょうがないけどさぁ」

徐「他にモデル畑の女優と言うと香奈さんとか山優さんとか…髪が長くて背が高くてスレンダーで大人の女性らしい凛々しさのある…」
文「ああいうタイプが好みなんですか?」
徐「え、あ、いやそういう訳では(´。`;)」
師「…むむむ…(*`・ω・)」

郭「子元はあれだね、天然系真面目な演技派女優」
昭「あぁ…白夜行とか八重の桜とか…」

徐(子元の主演ドラマ…いいなぁ)
文「…口許がにやけてますよ」


※うたプリdebutネタバレあり
※ゆりのプリンセスさまっパロディ
※百合百合しい発言頻発


色々あってdebutを買ってしまったのです




だだだ大丈夫、だって鍛えた百合フィルターがあるからね!プリンス達の多少の女々しい振る舞いや唐突なセクハラも「仲良し女子なら仕方ないよね☆と思い込めば引かないよねっ」とスルーできる自信があったのです

お借りしたrepeatも何だかんだでストーリーは全員分踏破できましたしね
貸して下さった某氏には本当に感謝です


しかしうたプリと言ったらあの不条理極まりない異次元シュールギャグ
微塵に粉砕して屋上から投げ捨てたメモ帳をものの数時間で復元させる超展開です

巷の評判からdebutはBL寄りで鬱ゲーとは何となく知っていましたが、その超展開を覆すほどではないだろうだってうたプリだし…と思ってプレイを開始して幾ばくかすると、

やだ…プリンス達がまとも…(戦慄)


とりあえず無双と違いうたプリはまだ劉斗の十年来のライフワークとまでは浸透していませんので出し惜しみはするまいとレンちゃんルートに一発目から飛び込み大恋愛エンドから這い上がってきたのですが


徹頭徹尾百合くさかったまともな空気だったので、驚きや困惑や安心やら、様々な感想にわたわたしてしまいました

確かにrepeatから同じノリで殴り込んだら肩透かしを食らうし賛否両論が出るのも止むなしとは思います


個人的にこの不条理から解放されたのは何よりなのですが、確かに言い様のない独特の「うたプリらしさ」みたいなものは薄れた気がします

しかしこれは学生と社会人という自由度の差や環境の違いもあるんでしょうけども
やっぱり学生時代の方がのびのびしていて好きではあります、アイマスみたいに学生やりながらアイドルしてくれたってよかったのにry

基本的なインターフェースはゲーム版repeatを踏襲しつつ、エフェクトや細々したデザインがより手の込んだものに進化していて…

だったら立ち絵やスチルをあんな個性的なポーズじゃなくてもうちょっとバリエーション増やす方に労力を回せば良いのにとか思ってなんか…なんか…(´・ω・`)


レンちゃんとおとやんはいつまで経っても首の痛みが治らない人のようです



とりあえず始めに手をつけたレンちゃんルートは二部構成になっていて、序盤ランちゃん先輩とのゴタゴタを経たあと、セイラさんとのゴタゴタを乗り越えて見事ソロデビューするというストーリーでした

不条理ギャグがなくなった分、修羅場やシリアスが目立つので、レンちゃんルートではこの二人にレンちゃんが結構振り回される
加えてハルちゃんまで次第にレンちゃんを疑い突き放すような真似をする
板挟みになり逃げ場がなくなり、それでも周囲に悟らせまいと気丈に振る舞うレンちゃんは精神的に追い詰められていくわけです


しょんぼりと弱って悩むレンちゃんはなかなか新鮮でしたし、恋人役でありながらハルちゃんはかなり空気でしたので、いつのまにか脳内で主役はレンちゃんに交代していました、新人アイドルがいきなり主演女優に大抜擢ですね、さすがレンちゃん俺の嫁

助演女優賞は聖川さんとセイラさんダブル受賞で会場大喝采です


セイラさんはタイトルのあの女優さんみたいな、やや傲慢で奔放な女優さんで、病んでいた過去のレンちゃんを可愛がり、ある種の依存相手になっていたいわゆる元カノさん

しかし、ある日突然ヤり捨てのような形で振ったので、レンちゃんにとっては心の深層に横たわる強烈な人間不信を決定的にした人物でもあります

百合フィルターでにやついていた身にはそんなセイラさんとレンちゃんのカップルが堪らなく萌えましてね
自分頭おかしいなwwと思いながらも本来ならハラハラすべき浮気シーンでニヤニヤが止められませんでした

二人は、オーディションを受けたレンちゃんを主演のセイラさんが指名すると言う形で映画で共演することになり、恋人役としてラブシーンなんかも演じることになるのですが、そもそも二人の役柄がダンサーと言う時点で何かスタイリッシュに汗飛び散らせて絡み合うえろい匂いしかしないっていうかry

「彼女に惹かれているのにそれを認めたくない葛藤」を上手に演じられないレンちゃんをセイラさんがリハ中にアドリブで誘惑し、
過去のごたごたがフラッシュバックし本気で彼女を拒絶しつつも戸惑いの残る仕草が監督に「今の表情良かった!」と言われてしまう
自分頭おかしいなwwと思いながらもこの辺りで「イヤッホォォォウ!!!(*´д`*)」と心の中でガッツポーズを以下略

「ちょ…こんなの台本に無かっ…」
「いいから私に落ちなさい、昔みたいに」

こんなようなやりとりがですね
早熟な美少女が遣り手なお姉様に翻弄されて次第に調教されちゃってる感じに見えてきてですね

ヾ(´ω`=´ω`)ノ

過去の病んでいた時期のレンちゃんのSSも解放されましたが、なんていうか…
2000年代後半に一瞬流行った「ケータイ小説(笑)」みたいな爛れた夜の過ごしぶりには微笑ましさで胸が一杯になりました

端麗な容姿を良いことに歳を偽り大人のふりして毎晩名前も知らない相手の間を渡り歩いて、孤独を持て余す思春期レンちゃん

そうですね、人間不信の早熟家出美少女なんて素晴らしい萌え要素の重ね掛けですね

都会の夜景が綺麗なホテルのスイートを一人寝の仮眠室代わりに使う学生なんて日本広しと言えど神宮寺レンか御坂美琴くらいのものでしょう

あ、なんか違いますね、こんな爛れてた子が素直さを取り戻して初恋にきゅんきゅんする姿に萌えるシナリオなんですよね

完全に楽しみ方を間違っているようです




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