散文
飾らない君が眩しくて、
その光に身を委ねることが、
ただただ私を幸福にしてくれる。
2012/10/18 20:56
触れた手から感じる
温もりも、
幸福感も、
本物だ。
2012/10/14 20:32
法の下において人を裁く僕らが、
法によって結ばれることはないんだってことが、
僕の身を、心を、締め付けるんだ。
2012/10/12 20:37
僕らは、恋人である前にライバルで、
恋人だからといって、甘ったれちゃいけないんだ。
君と同じ場所に立てることは、
それが君を想うということなんだから。
2012/10/11 21:28
「好きだ」と伝えることが怖くて、
「好きだ」と伝えることに震えて、
それでも僕は、君が好きなんだ。
2012/10/09 22:57
「アッ!んんっ……」
一際大きな声が出てしまい、顔が更に火照った。
目の前の男の指が、我が物顔で僕の体内を暴いていく。
弱い所をグリグリと押されると、声が我慢できない。
「あっ、ああっ…やっ!」
快感をやり過ごそうと、嫌々をするように首を振る。
「嫌?」
そう尋ねてくる声に、ただ首を縦に動かす。
感じ過ぎるから、嫌。
嘘じゃないのに。
「本当に?」
屹立を握られ、ゆるゆると扱きながら御剣が訊いてくる。
余裕ある声が、憎たらしい。
「んぁっ!ああっ……!」
自らの悦びを再確認させられ、羞恥でいたたまれなくなった。
しかし、その快感に思考が溶けていく。
「み、つるぎ……っ」
僕は堪らなくなって、名前を呼んだ。
早く、君がほしい。
2012/10/06 21:58
君だけを見て、ここまで来た。
ただ、前へ、ずっと。
2012/10/05 21:47
その手に、その唇に、
触れられなくなる時が、
いつか訪れるのではないか。
そう考えるだけで、私は壊れそうになる。
2012/10/05 21:46
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