序章
その夜、奇妙な事に天上に二つの月が浮かんでいた。
その翌日、青葉城の敷地内にある使われていない蔵付近で幽霊を見たという者が出た。
怖くて助けを求めてきた者達の為にもその真相を確かめようと、好奇心旺盛な城主が自ら調査に乗り出した。
後からその話を耳にした腹心の部下が城主の後を追った。
さて、ここからが怪異奇譚の始まりである。
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