清廉の騎士カヴァリエーレについて

品行方正、礼儀正しく容姿にも武勇にも優れた騎士でした。まさに騎士の鑑。誰が彼の失踪を予想出来ようか?ある日彼は忽然と姿を消したのです、病気だった妻と生まれて間もない赤子を残して。
全てに嫌気が差した?生きていることが苦痛に?いえいえ、彼は民を守ることに誇りを持った高潔の士。戦争や魔物に怯える人々を残して逃げることなどしませんよ。
そういえば彼は盲目の英雄と同じ金色の瞳をしていました。もっとも、片目は幼少期の怪我が原因で色が変色してしまったようですが…。
残された家族も行方が知れません。彼らは、どうなってしまったのでしょうね。

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