後書き
7月から連載を始めて、やっと完結することができました…!長かったような、短かったような…。あたし自身、こんなに長いものは書ききった事がないので今、なんとも言えない気持ちです…!完結までにとても時間がかかってしまいましたが、待って下さった方、全てを読んで下さった方、本当にありがとうございました。正直、お褒めの言葉や、楽しみにしているという言葉がなかったら書ききらずに、凍結でもしてたんじゃないかと思います。ここまでお付き合いくださりまして本当にありがとうございました!(^∇^)


あとがきといっても誰かに読んでもらおうと思って書く訳ではないですが、ただ、初めて長編を書き終えた記念に書き残しておこうと思います。

p.s.1437というへんてこなタイトルについてです。率直に言うと、p.s. I love you foreverがタイトルの意味です。タイトルを考えていた頃、英語の隠語にはまっていて、その時ちょうど143をネットで見つけました。I love youの事を文字数で表して143とタイプするそうです。だけど143だけだとなんか語呂が悪いなと思ってforeverの7文字を勝手に付け足して1437にすることにしました。お話の中にもちょびっとカケラらしきものを出してて、夢主さんが残したお手紙の追伸の事なのですが、夢主さんとエルヴィンさんお互いがお互いに向けて言えるメッセージだと良いなと思っています。

大まかな構成を決めてから書き始めたp.s.1437ですが、出てくる人の感情とか考えまではなんとなくしか考えてなかったので途中、思ったよりも難航しました。あたしはあまり考察とかが得意ではないので、エルヴィンさんの為人については深く考えてなかったし、とにかくよくわかりませんでした。連載を始めた当初よりもエルヴィンさんがどんどん人気になって、原作でもいろいろあって、彼の為人について多くの考察がされるようになって夢小説ではどう書いたらいいのか更にわかんなくなってしまいました。なのでとても曖昧なエルヴィンさんになってしまったと思います。最後の方とか、回りくどくてごめんなさい。ずるい大人なスミスにしたかったのですが、何分空回りした気しかしません…。

ただ、若ヴィンも団長ヴィンも堪能したいという下心で書き始めましたぐふ。だけど、エルヴィンさんが団長になるプロセスに、夢主さんが存在していた事が何か影響してたらいいなと思ってます。夢主さんは若ヴィンをあくまでも守る対象として見てて、団長ヴィンが好きでした。若ヴィン→夢主さん→←団長ヴィンみたいな。その辺のもどかしい感じを表現しきれず最後の方は書くのに時間がかかって苦戦してしまいました…。

もっといい感じに書けたんじゃ、と読み返してみて思いますが、あたしの拙い言語能力じゃこれが限界でした。いつかまた、この作品に対してもどかしい思いになった時に加筆修正できたらいいなあと思います。

最後にもう一度、一言で言えば自己満足でわけのわからない作品なのに、少しでも目を通してくださってありがとうございました。それだけで、書いて良かったと思えます。


2013/11/26 時生


「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -