「はー、毒草とか、ほんまキモイっすわ先輩」
「…きもくない」
「いや、キモイっすわ」
「きもくない」
「キモイっすわ」
「きもくない」
「ウザイっすわ」
「うざくない」
「ウザイっすわ、ほんま」
「うざくない」
「ウザイうえにキモイっすわ」
「うざくないしきもくない」
「…うざくないっすわ」
「うざくなくない。…うざく、なく、…なくない？…なくなく、ない？うざくない？あれ？うざ…、ちょ、わからへんなったやないかい」
「先輩の相手してたらほんま疲れるんすわ。大しておもろないし。じゃ」
「おう、じゃあな……って待たんかい！俺を一人にすな！」
「あと毎回エクスタシーって言うんやめてもらえます？イラッとするんすわ」
「なんでや。あれは俺のキメ台詞やろ。なんや、財前クン横取りする気なん？」
「頭おかしいんちゃいます？先輩」
「おかしない」
「おかしいっすわ十分。ほんまキモイっすわ」
「きもくない！」
「ウザ」
「うざくない！」
「うるさ」
「うるさくない！」
「んー」
「んんーっ、エクスタシ…ってちょ、待ってーな財前！」
＊＊＊
とりあえず白石に「きもくない！」って言わせたかっただけなんですけどダメでしたか？←