いつか、君と楽園へ(ブラクロ)



◇下級精霊(ニュンペー)パロ
・何かこう、推しカプたちがペアになって戦うような感じのパロが読みたくなった、それに尽きる。限りなく原作に近い世界観のパラレル。「ニュンペー」にはギリシア語で「新婦・花嫁」の意味があるってウィキ先生が言ってた。
・ユノアス、マグラク、ランフィン、ヤミウィリ。アスノエとヤミフィン描写もありますが、コンビ愛です。

ニュンペー
・下級精霊、もしくは血筋で精霊的特質を発現した人間の総称。出身場所によって異なる呼び名がある。人と交わる者も多く、血統の中でもその特質の発現には偏りがある。人懐っこい水精は、貴族や英雄の先祖に多い。
・心の欠片とも云われる宝石(心核)を各々持っており、これを核として魔力を高めることができる。破壊されると精神的にダメージを負う。
・大元の先祖である下級精霊性格に則って、気に入った人間に心核を渡す風習がある。対象は、生涯の伴侶。時代の流れとニュンペーの存在価値の変動により、現在は魔力を高める手段の一つとして心核を渡すこともある。後者を仮契約と呼ぶことから、前者を本契約と呼ぶ者が多い。

アスタ
性質は冥精(ランパス)で心核はオニキス。孤児院出身のため、入団するまで自分がニュンペーであることを知らなかった。心核の所在が暫く分からなかったが、ナッシュからの情報によりユノが所持していることを知る。

ノエル
母の家系に海精(ネーレーイス)がおり、先祖由来のお守りでネプチュナイトのブローチを持っている。魔力の暴走を抑えるため、魔力抑制の性質があるアスタと仮契約する。

ヤミ
フィンラルと仮契約している、ただの人間。ヴァンジャンスに対して思うところはある。革紐に巻いたアメジストを首から下げている。フィンラルの心核と思われていたが、ランギルスに破壊されたことで、ただの紫色の硝子だと判明する。

フィンラル
水精(ナーイアス)の先祖返り。母は山精(オレイアス)。心核はアメジスト。ニュンペーの子どもを作るために、王族の女性と婚約を結んでいる。贈り物だという、エンジェライトがあしらわれたフラワーホルダーを大切にしている。

バネッサ
森精(アルセイス)で心核はガーネット。魔道具の鍵のトップに心核を嵌めこんでいる。純血を保つために魔女の森に幽閉されていたが、世界を見たくて飛び出した。アスタが心核を取り戻した際、糸を編んでノエルにペンダントを作ってあげた。

ラック
山精(オレイアス)の先祖返りで、心核はルチルクォーツ。心核を腕輪にしている。ニュンペーが心核を渡す『大切なひと』は、自分には現れないと思っていた。海底神殿でマグナと共に窮地に陥った際、彼へ腕輪を渡す。それによってヴェットを退けた。

マグナ
ニュンペーの力をあまり信用していない。物による証がなければ繋がっていられないニュンペーと人間の関係を、受け入れがたく感じている。それでもラックのことは大切だし、仲間のことは信頼している。

ゴーシュ
貴族のため水精の血は引いているが、特質は発現していない。妹のマリーは水精の先祖返りで心核のピンクオパールは、ゴーシュが指輪にして所持している。

チャーミー
谷精(ナパイアー)で心核はアンバー。あまり人前に現れないため珍しいニュンペー。本人は王都に出てくるまで、人間との区別がついていなかった。タリスマンの中心に心核を嵌めている。

ゾラ
ニュンペーの諸々について特に興味はないが、意図せずアスタの隠れ蓑になることが多く、ユノに睨まれる結果となる。

ユノ
アスタが落としたオニキスを拾い、小瓶にいれて大切に保管していた。四大精霊シルフに気に入られているので、ニュンペーと契約するのはあまり好まれない(ベル曰く、高価な指輪を薬指に嵌めようとしたら、玩具の指輪が既にあるからと断られた気分)。

ランギルス
実母は人間。家系は代々、ニュンペーと人間がいるようにしている(父は人間で、ニュンペーと人間の嫁が嫁いだ形)。人間の子どもを作るために王族の女性と婚約している。鳥篭の形をしたブローチの篭部分には、紫水晶が入っている。

ウィリアム
水精(ナーイアス)の先祖返りで心核はラピスラズリ。貴族の落胤。一族の中で一番ニュンペーの性質が強く発現している。心核を渡したい相手はいるらしい。


WJ

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