ツキノパイレーツ。




海軍軍曹。宝があるからと海賊に村を焼かれた。海賊を取り締まるために上京してきた期待の新人。村の大人たちに教わり、古代語を話すことはできる。本人は特別なことだとは思っていなかった。涙の演奏した古代語の楽譜を古代語で歌うことができ、それが最大の鍵となる。実は人魚の血を引く一族の末裔。


海軍軍曹。音楽家の両親に教えられ、古代語の楽譜を読むことができる。それが秘宝への手がかりになるからと、こっそり監視をつけられている。別に覚えたくて覚えたわけではないので、とても不本意。郁は最初監視の一人だと思っていたが、同じように秘宝の手がかりとして扱われていると知り、態度を軟化させていく。


海軍中将。腐敗した上層部をどうにかしようと画策している。実は海賊になりたかった。始の隠れていない隠れファンで、彼の追跡を任されている。秘宝を上層部に渡すつもりはないが、始たちに渡すつもりもない。


海軍大佐。元漁師。幼馴染の少女の形見の首飾りが秘宝の手がかりになるということで海賊に襲われたが、そこを隼に助けられスカウトされた。涙を拾い、隼に頼んで海軍の兵士として保護を頼んだ張本人。


海軍中尉。元々自警団をしていたため、海よりも丘の方が好き。家を人質に取られ、夜や郁、涙たちの監視をしている。情を捨てきれず、一度は仲間たちに銃を向けたものの軍を裏切ることを決意した。


海軍中尉。元町医者。父が昔治療したという人魚が忘れられず、人魚に関する伝承や目撃情報を集めていた。それが秘宝を探すことに繋がってしまい、上層部から密かに監視されている。


船長。強奪された一族の宝を取り戻すために海へ出たら、いつの間にか海賊の船長として名をあげていた。一族の宝が海軍も探す秘宝であるらしい。


航海士。独学で古代語を練習し、読む(意味を理解する)ことはできる。発音までは本だけでは分からなかった。嘗ては人買いの手によって貴族の愛玩にされていた。着飾られていた宝石の一つが始の一族の持物だったため、それごと船へ連れて行かれた。


流浪の剣士として様々な街を旅していた。途中、葵と出会い彼の護衛となる。海軍に追われていたところを始に助けられ、そのまま二人揃って船に乗ることに。


良家の子息。財産目当てに家を賊に襲われた。仇を探す旅をするが、如何せん世間知らずなので危険な目にあう。そこを新に助けられた。


始の船のクルー。


始の船のクルー。幼い頃から海賊に憧れていた。夢は大海賊の仲間として海を渡ること。

ツキウタ。

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テーマ「人外ファンタジー」
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