傍にいたのが君で良かった(ツキ。)



それぞれ異世界に飛ばされたグラビ&プロセラメンバー。そこは、「自分が存在していない世界」だった。彼らはそこで、自分と出会わなかったが故に違う運命を歩く相棒の姿を目の当たりにする。本来はいない筈の人物を疎む相棒の姿に心を挫かれながらも、彼らは立ち止まらない。信じる存在のために。
「俺の知っている駆さんも不幸体質だけど、『自分は不幸です!』って顔は似合わなかった。君だって同じ、似合わないよ」
「」
「いまさら、俺に遠慮なんかするなよ! マイペースで我が道を歩く、それが新だろ!」
「」
「ここにいる陽も、陽だよ。俺は、どんな世界の陽だって、応援したい!」
「お前の泣き顔なんて、見飽きたつもりだったんだけどな」
「やっぱり放って置けないよ……俺は、君のその顔に弱いんだ」
「お前の我儘、正直、嫌いじゃなかったんだがな」
「何処の世界にいても、お前は俺の隣に在る筈だ」
「君の笑顔が見たい、例え疎まれようと。僕の考えていることはそれだけだよ」
やがてその世界の相棒と心を通わせていく彼らは、一つの願いを持ちかけられる。
「ずっとここにいて。この世界からいなくならないで」――宛てもない元の世界へ帰る方法を模索するか、このまま異世界に留まるか。彼らの下した決断とは――
「ねぇ涙、本当は全部知っているんだろう? ――分かるよ、相棒だもん」

▽track01_ラジカル・ラブカル

「私に恋なんて名前の家族も、ましてや双子の兄もいません」
薔薇水の瞳から危ぶむような視線が向けられるなんて、恋は一度も想像しなかった。シスコンと言われてきたが、そうでない人間だってあのような視線を家族から受ければ心が抉られてしまうだろう。ズン、と肩に重しが乗っているような感覚に、恋は大きく息を吐いた。
まさかまた、あの鋭利な感覚を味わうハメになるとは、想像していなかった。
「恋? 知らないよ、そんな人」
飴色の瞳が、怪訝そうに歪む。
(嗚呼、)
分かっていたことだ、ここは自分だけが存在しない世界。ならば、金色を纏う相棒だって、自分を知る筈がない。二度目だからか、表情に浮かべるのは押し留めることができた。少し引き攣った笑みを乗せ、恋はそっと、皮膚の下でバクバクと鳴る心臓を握りしめた。
(存外俺は、駆さんのことも同じくらい大切だったんだなぁ)


ツキノパーク、クリスマスの世界。駆は一国の王子で執事の春と庭師の海もいる。駆は庶民の生活に憧れて度々城を抜け出しているが、期待通りの娯楽を得られずにいる。そのためか、アイドル世界よりも笑顔が少なく、クールな印象を受ける。恋はお忍び中の駆と出会い、春や教育係の始に頼まれて彼の友人となる。王子の友人として生活しているある日、不思議な恰好の新、葵、郁と出会う。彼らはこの国が忘れてしまった『クリスマス』を復活させようとしていた。それが駆の笑顔を取り戻すことに繋がると考えた恋は、協力することに。しかし駆に内緒で行動していたため、謀反を企んでいると誤解され、小さな軋轢を生んでしまう。

▽track02_だってまだまだアバンタイトル


ツキパイベントの妖怪設定の世界。駆は小豆洗いと間違えられたまま、妖怪の集落へ連れて行かれる。妖狐の始と隼には一発で人間だとバレたが、黙認された。

▽track03_月と、星と、まぼろしと

藍色のカーテンに覆われた世界。布地の上で煌めく銀のスパンコールは、葵の知る都会の星より小さく見得た。
「この世界にお前の言う太陽なんてものはない。真っ青な空も、赤い星も、白い雲も、俺たちは知らない」
慌てて新の背中を追いかけ、葵は彼が開いたカーテンからこっそり中を覗きこんだ。その途端、眩い光に目が眩む。チカチカとした色とりどりの灯りが空間中に浮かび、大きな円形のステージに立つ馴染みある顔ぶれたちは大きく腕を伸ばしていた。わ、と鳴る歓声。春は鞭を撓らせて獣を操り、恋は危な気ながらもボールの上へ乗って見せる。駆は揺れるブランコの上で踊り、その一つ一つに観客たちは溢れんばかりの拍手と笑顔を送っていた。
「けれど俺たちはそれに負けないほど、綺麗なものを知っている」
どこか誇らし気な声。春たちの演技に見惚れていた葵はハッとして傍らに立つ新を見やった。カーテンを握って立つ彼は、口元に小さな笑みを浮かべて鮮やかな光を瞳に映している。アイドル世界でも滅多に見ないその顔に、葵はどこかホッとしたのだ。


ツキパライベントのサーカス世界。葵はメンバーが団員を勤めるサーカス団に拾われる。サーカス団には秘密があった、それは団員たちに動物の耳と尻尾があることだ。図らずもそれを見てしまった葵は、口外される前にと殺されかける。その窮地を救ったのは、一番葵に興味がなさそうな新だった。「そんなお人好しにあくどいことなんてできないですよ」それもそうだなということになり、葵は口外しないことを約束させられる。更にサーカス団員の一員として、新と共に曲芸を披露することになる。

▽track04_ Rainy Day



▽track05_コガネイロ

「俺の知っている陽は、」
「だから!」
夜の言葉を荒々しく遮り、陽はダンと彼の背後の壁を殴った。夜は息を飲み、グッと距離の近づいた陽の顔を見つめる。
「お前の知っている『もう一人の俺』がなんだってんだよ。それは俺じゃねぇ」
「陽……」
「俺は俺だ。お前の知る『葉月陽』じゃねぇ。お前の理想を俺に押し付けるな」
夜はすっかり言葉を失い、己の口を手で覆った。「ごめん」やっとそれだけ絞り出し、夜は俯いた。最低だと、今頃になって自覚したのだ。夜はずっと比べ続けていた、自分が知る『陽』と、この世界の陽を。それがどれだけ双方にとって無礼なことだったろうか。己の軽率さを呪い、夜はまた「ごめん」と呟いた。
陽は俯く夜の旋毛を見つめたまま、苦く顔を顰めた。
「……少しくらい、俺を見ろよ」
吐き捨てた呟きは、夜には届かなかった。


ツキパイベント、サイバー衣装の世界。近未来世界で、殆ど機械とネットで構築されている。専用のゴーグルとリストバンドを着用することでネット世界に神経データを繋ぎ、自由に動き回ることができる。夜はそこで、陽たちと共にサイバーテロリストの一員として生活することになってしまう。サイバーテロと言っても、子どもの知的好奇心を満たすだけだったり、義賊染みた理由だったり。国家転覆を目論むものではない。陽は堅苦しい家から出て、一人で暮らしている。隼の計らいでそこへ転がりこんだ夜は、どこか自暴自棄な生活を送る陽に違和感を抱いていく。

▽track06_淡い花

ぱた、と陽の頬を叩いたのは、透明な雫。それは夜の瞳から零れ落ちていた。陽はポカンと口を少し開け、自身へ馬乗りになっている夜の顔を見上げる。「夜……」と陽が名を呼ぶと、夜はハッと我に返ったように、ナイフを掲げるのと反対の手で目元を隠した。
「見るな……!」
そう吐き捨てる声も、僅かに震えている。陽は小さく息を詰めて、そろそろと腕を上げた。それでそっと夜の頬を撫でると、彼の瞳から零れる雫の量が増したようだった。
「……っ!」
「それが、お前の本心か」
「違う! こんな……こんなもの、僕は知らない……っ」
視界がぼやけ、息が上がる。言葉すらまともに紡げなくなり、夜は思わず身体を丸めて陽の胸に突っ伏した。陽は少々迷ったが、頬に触れた手を下ろし、柔らかな黒髪へ指を差し入れた。
「なんだよ……これ……」
涙も知らず、愛も知らず。ただ人類のためにと言い聞かせられるまま握った刃を振り続けた身体は、陽の良く知るそれと同じほど細く優しい温もりを持っていた。


衣装はツキステスクレボの制服。世界観は学園異能力バトルロワイヤルもどき。陽は発火能力持ちとして学園で一目置かれた存在となる。クラスメイトで隣の席の夜は無効化。全てを凍らせる絶対零度の始、他人の視界を乗っ取る春、未来予知の隼、絶対破壊の海たち生徒会から加入を誘われたり、新(高速移動)葵(他人の夢を渡れる)も加えた四人で放課後を楽しんだり、年少組後輩ズ(郁:他人の傷を引き取る、涙:人の感情をメロディとして受信しまた自身の感情を曲にして送信できる、恋:双子の妹・愛とテレパスで繋がる、駆:触れた人にちょっと良いことが起きる)に振り回されたり。夜は元々いじめられっ子気味で、陽がそれを助けた。しかし夜の正体は能力を持つ子どもたちを秘密裡に始末する暗殺者だった。「君たちの力は将来、人類を滅ぼす武器になる。だから、僕がここでその芽を摘むんだ」――しかし陽たちと過ごした日々で心を得た暗殺者は、刃を捨てて彼らと共に在りたいと願った。

▽track07_Faith and Promise

「ここはアルビオン・キングダム――白の王国だよ。僕はその統治者、霜月隼」
隣にいるのは補佐官の文月海だと紹介され、色の薄い髪の男はニコリと手を振る。知っている名前に知っている顔。しかし世界情勢と彼らの職業・役職、自身との面識の有無が、ここが別世界だと知らせている。春はゴクリと唾を飲みこみ「……弥生春です」と頭を下げた。
「睦月始? ――ああよぉく知っているよ、僕らの憎き敵国イニティウムの王様だ」
薄く笑った顔にも唇から吐き出された言葉にも、隼が彼を疎んでいることが伝わってくる。思っても見ない感情に、春は思わず「嫌いなの?」と訊ねてしまった。隼はキョトンと瞬きをしてから、クスクスと笑った。
「面白いことを聞くね。敵大将を好きか、なんて」
「ごめん、変なことを聞いたね。……あなたに良く似た人が、睦月始のファンだったものだから」
「ほう、それは興味深い。……そうだねぇ、興味はあるよ、僕も。しかし今の彼は強く惹かれるほどではない」
「それはどうして?」
「今の彼は欠陥品さ。そしてこの世界にそれを埋めるパーツはない。よって『僕』は『睦月始』のファンにはなり得ない」
どこまで知り、察しているのだろうか、この男は。魔王に引けを取らぬ鋭き瞳から目を逸らし、春は小さく息を吐いた。そして一度だけ見た始の姿を思い起こす。影のある顔、鈍い光しか見得ないアメジストの瞳。隼のように傍らへ立たせる補佐官の姿はなく、他のグラビのメンバーを部下として従えるだけ。恐らく、隼の言う欠けたパーツとは『弥生春』だ。この世界に弥生春は存在しない。
(うぬぼれかもしれないけれど、君には俺が必要なんだって、思っても良いのかな……)
こちらを射抜くアメジストを瞼の裏へ浮かべ、春はそっと目を閉じた。


衣裳は帝国スペースオペラのイメージ。霜月隼率いるプロセラルムメンバーが所属するアルビオン・キングダムと、睦月始率いるシックスグラビティーメンバーが所属しているインティウムが世界の覇権をかけて戦っている。弥生春は存在していない。春はアルビオン側の領地で目を覚まし、隼と海に保護される。たまたま覗いた両国の会見の場で見た始の姿が忘れられず、春は隼に外交の道具としてインティウムへ行かせてくれと頼む。弥生春という潤滑油を持たなかったため人間関係の構築を失敗している始と触れあい、春は彼の心を溶かしていく。

▽track08_透明ララバイ

「やめろ! 隼!」
雨音にも負けない海の声は隼へ届いたらしく、彼は下ろしかけた剣を止めた。鈍い光を放つそれを脇へ垂らし、隼はチラと海を一瞥すると、数歩先で座りこむ始を見やった。血は雨で洗い流されたようだ。ぐったりとする春をマントで覆うように抱きかかえ、始は隼へ向けていた剣先を僅かに揺らした。
「……がっかりだよ、始」
甲板へ出て彼の元へ駆け寄る中、海はそんな呟きを耳にした。
「……そんなものを抱えて、勝手に弱くなるなんて」
「隼……」
「守るものを手に入れて強くなるなんて、――そんなの幻想だ」
「……そんなことねぇよ」
冷たい隼の手に自分のそれを重ね、海はくしゃりと顔を歪めた。否定の言葉はあれど、今の彼へどうすれば伝わるのか、それが分からない。海はグッと唇を噛みしめ、隼の肩へ額をぶつけた。


ツキパのイベントを元にした海賊世界。プロセラとグラビはライバル同士。春と始が出会ったのは海が世界を訪れる一年前で、隼と始はそれ以前から小競り合いを繰り返している。『隼が好きな始』は弥生春と共にいるから存在するため、この世界の隼は始へ憧れを抱いていない。否、僅かに憧れを抱いているが、それを嫌悪と勘違いしている。アイドルの世界でも海が隼と出会ったのはほんの数年であり、そんな自分が彼を変えられるのか、変えるほど意味がある存在なのかと悩みながらも、海は放っておけないこの世界の隼の世話を焼き続ける。この世界の隼は一番、魔王要素がない。

▽track09_睦の月

「春……!」
「……誰、君。俺の名前知っているなんて……」
気を失った様子の海の肩を抱き、空いている右手で掴んだ刀の先を始へ突きつける。海と同じように土埃と血で汚れた春は、キッと眦を上げて睨みつけてきた。
「着物も変だし……桜花衆か?」
「違う、春、俺は」
「動くな!」
じり、と地面を擦った爪先を止め、始は唾を飲みこむ。春はフーッと息を吐き、警戒して始を見据えていた。腕に抱いた海を、大切に守るように。
「海を……俺の相棒を、お前らなんかに殺させやしない……!」
ガツン、と頭を殴られた心地がした。あの春が始以外を大切に相棒と呼び、他でもない始自身へ敵意を向けている。そのようなことは勿論今までになく、予想を遙かに超えた衝撃となって始を襲い、常は利発な思考回路を鈍らせたのだった。


夢見草世界の大和国に。始だけでなく、隼もいない世界。死と隣り合わせで、この世界のグラビ&プロセラメンバーはアイドルの彼らより穏やかさに欠け、シビアな面が強まっている。彼らを束ねる海と春は顕著にそれが見えるが、最年長である手前、笑顔は絶やさないようにしている。しかし同じ立場である二人きりのときは別。始が遭遇したのは、二人きりの戦闘中、海が負傷し逃走を余儀なくされていた最中。春は最初「俺の相棒は海だけだ! 始なんて人間知らないよ!」と喧嘩腰であったが、徐々に始へ心を開いていく。隼から「運命の相手とは何処の世界へ行っても出逢い共にいるから、そう呼ぶのだよ」と聞いていた始が諦めなかったため。

▽track10_君に花を、君に星を

「さてな、俺が見つけたとき、お前さんは一人で倒れていたよ」
鼻に届くこの苦味を含んだ湯気は、珈琲のものか。隼はベッドに腰かけた体勢のまま、そっと辺りを見回した。カーテンは開けられているが乱雑する生活用品が妨げになって、全体的に薄暗い部屋だ。物事に頓着しない海らしい、と言えばらしいが、皺のついた背中から漂う雰囲気に隼のよく知る快闊さはうかがえない。
ふと、隼の目が机の上に置かれた写真立てに留まった。色褪せていないそれに写っていたのは、少々幼い顔立ちの海と、太陽の光が似合う少女。
「これ……」
「ああ。病院で知り合った子」
かなり重い病気だったが、奇跡が起きて見事完治したらしい。彼女はそのまま遠く離れた土地へ行き、それっきり。写真は退院した日に撮ったものだと、海は言った。隼の前に珈琲カップを差し出しながら、海は自分の分のそれを啜る。隼はそれを受け取って小さく笑んだ。
「僕としては生クリーム入りの紅茶を所望したいところだけど」
「我儘言うなよ、拾われた身のくせに」
海は呆れたような顔をする。隼はその表情に幾許ばかりかの寂しさを感じながら、カップへ口をつける。慣れない苦味は鼻を刺激し、視神経へ痺れを与えた。


始も存在していない世界。そして、少女の病死がない世界。大海の青と建物の白が美しい、エーゲ海のような場所。海は大らかで世話焼きなため、一見するとアイドル世界の彼と同じように思われる。しかし笑顔は薄っぺらいものであり、他人に深く干渉しない・させないスタンスである。隼は、各個人がパラレルワールドへ飛ばされてしまっている現状を察している。海の人生へ多大な影響を与えたのは自分ではなくあの少女だという事実を改めて思い知り、少なからずショックを受けている。

▽track11_???

郁が目覚めるとそこは、チョコレート色の格子で囲まれた世界だった。
「……え……?」
横たわっていた身体を起し、辺りを見渡す。白一色の空間だ。郁がいるのは広々としたチョコレート色の床で、目に見得る果てには等間隔で棒が立ち並んでいる。棒の太さは郁の掌へ収まる程度、棒同士の間隔は腕が通る程度だ。棒たちは天上へ伸び、弧を描いて円の中心へと集まっている。丁度ドームのようになったそれは、首を回して見れば鳥籠のような形をしていた。鳥籠の外には、黒い茨が地面を這っていて足の踏み場がない。
「危ないよ」
茨へ手を伸ばしていた郁の背へ、聞き知った声が届く。郁が慌てて振り向くと、そこには想像通り、相棒の涙が立っていた。フリルがついた貴族のような衣装を纏った涙は、郁の姿を見て目を細める。その様子に郁の心中へ浮かんだのは、違和感。
「涙、なのか……?」
「そうであってそうじゃない」
滑るように歩み寄った涙は、郁の顔の横へ手を伸ばして格子の一つを掴んだ。影と共に顔へ落ちる髪に目を細め、郁は小さく唾を飲んだ。
「ここはね、パラレルワールドなんだ」


黒い茨に囲まれた世界。衣装はSTFの物と似ている。世界には茨と鳥籠しかなく、鳥籠から出る術もない。郁はそこにいた涙からパラレルワールドであることと、他のツキノ寮メンバーもそれぞれパラレルワールドへ飛ばされていることを聞く。「俺といっくんの、二人だけの世界だよ」当初は涙しかいない世界だと思っていた郁は、彼のとある言動に違和感を覚える。「ねぇ涙、本当は、俺の良く知る涙だろ?」ここはアイドル世界の涙が望んだ世界、そして郁と共にいたのは、アイドル世界の涙だった。他メンバーをパラレルワールドへ飛ばしてしまった原因となった涙の願いを受け入れ、郁は彼を抱きしめる。「帰ろう、涙。俺たちの世界へ――願いと約束を果たすためにも」

ツキウタ。

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第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
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