おしゃべりでもしないか?(攻め編・未完)



メンバー:降旗、水戸部、木吉、早川、笠松、緑間、大坪、若松、今吉、花宮
時と場所:合宿(仮)の夜、旅館の一室で枕突き合わせて雑魚寝なう



木「……腕、かな」
若「清々しいまでにキメ顔だな、おい」
木「いや、だってエロいでしょ。シュート打つ時とか、特に」
今「わー、真顔やー」
木「バスケのユニがノースリーブで、喜んでいいのか嘆けばいいのか……。試合中の目の保養になっていいんスけど、あの腕が衆目に曝されているかと思うと……」
大「……腕の何が良いんだ」
木「全体的に。肩から肘にかけてついてる筋肉とか、急に細くなってる手首とか、健康的な肌色とか」
笠「……手フェチ、なのか?それは」
木「いや腕フェチ……日向フェチで」
早「既にフェチじゃねぇ」
花(なんで俺ここにいるんだろ……)

緑「……目」
降「あー、高尾はそこがセールスポイントだもんな、バスケにおいて」
笠「で、そのバスケにおけるセールスポイントのどこがいいんだ?」
緑「その言い方は止めてもらえますか。……じっとこっちを見てる奴の瞳に、俺しか映ってないのを見るのが、好き、です……」
花「……」
今「とんだ独占欲やなぁ」
笠「……で大坪、あれがお前のチームのエース様なわけだが」
大「……返す言葉もありません」
緑「結構綺麗な眼なのだよ、あいつは」
降「それだったら黒子も負けてないよ」
早「中村が反抗的な目でこっち見てくるのは、俺好きだ」
花「あー」
「「「「「「「「……………………」」」」」」」」
早「え?」
花「あ?」
笠「早川……お前、意外とSだな……」
今「花宮……は、予想通りやな」
大「で、あれがお前らの元後輩なわけだが」
今・笠「「すみませんでした」」

早「そういう笠松サンは?」
笠「俺? 俺はー……笑顔?」
今「くっさ! しかも疑問形」
笠「うっせぇな! そもそも特別あげるような好きな点なんてねぇよ、小堀は。存在自体が好きなんだからな」
「「「「「「「「「………………………」」」」」」」」」
笠「ん? なんだよ」
今「……いや、なんかすまん」
早「流石キャプテンっす!」

緑「大坪さんは?」
大「……宮地は……顔は、良いよな」
降(恋人にまでそう言わせる宮地さんて…)
大「だが、まあ……ああ見えてアイツは甘えたがりだからな。偶に甘えてくる姿は、……可愛いし愛おしいと思う」
降(そしてなんでこうも男前なんだキャプテンズ!)

早「木吉も言ってたけど、腕! あと足も!」
若「こいつもフェチか」
早「暴れる腕抑えた時の顔とかも好きです!」
若「そしてドS!」

若「……怯えてこっちを恐る恐る上目使いする姿」
今「自分も早川のこと言えへんで?」
若「え?!」

若「そういう今吉サンは、どうなんすか!」
今「んーワシなぁ……聞きたい?」
若「……いいっす」
花「諏佐サンに心底同情するぜ」
今「はーなーみーやー」
木「花宮はどうなんだ?」
花「古橋?アイツは……そもそもあんま感情の起伏ねーからな……」

KUROKO

×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -