センチネルバースネタのふわっとした設定



*この話における設定。ふわっと感じてください。本来ある筈のスピリット・アニマルは、動物の設定が難しかったので一応考えてみたキャラとそうでないキャラがいます。本編には出てこないです。
*捏造、自己解釈その他趣味諸々満載。


◇ガイド
・[[rb:共感能力>エンパス]]と[[rb:読心能力>テレパス]]を持つバランサー。センチネルの精神状態を鎮静化させるガイディングをすることができる。ガイドの存在が必須なセンチネルと違い、センチネルの存在の有無に左右されることはない。
・戦争下ではしばしば、兵士とされるセンチネルの体調管理のための奴隷として扱われる。現在先進国ではガイドの人権が保障されており、特権と保護が整備されている。日本においてはガイドだと判明すると特権と保護が与えられる代わりに、センチネルが暴走する恐れのあるイベント等に救護係として関わることを要請される。参加者が学生の場合は、同じ年ごろのガイドがガイディングできるよう、同じく学生のガイドがそれにあたる。
・一人のセンチネルとのパートナー契約を結ぶとその相手としかガイディングできない。多くの国では法的にパートナー契約を結んでよい年齢が決められている。大体、結婚可能な年齢と同じ。
・発展途上国では兵士としてセンチネルが登用されることが多く、その体調管理のためにガイドの人身売買が横行している。組織によっては他国のガイドを誘拐することもあり、完全に油断はできない状況。

黒子(スナメリ)
赤司に見いだされた前後に、ガイドとして目覚める。中三後期は、パサーとしてよりガイドとしての働きが多かった。共感能力が高く、多くのセンチネルと適合しやすい。現在は誠凛で唯一のガイドとして、三人のセンチネルの体調管理にも一役買っている。「なんかこう……温い、ウォーターベッドみたいな感じ(誠凛・KT)」「湯たんぽ抱いて寝るのに近いかな(誠凛・KT)」「ぬいぐるみ型の湯たんぽだな!(誠凛・KT)」

高尾(鷹)
共感能力と生まれつき良い目を合わせて、鷹の目を実現させている。手を握ったり指を絡めたりのガイディングが多いのは、本人の好みのため。「……乱雑した精神を、丁寧に片づけられていく感覚なのだよ(秀徳・MS)」

諏佐(ラッコ)
ガイドとしての経験は浅め。青峰のガイディングはIH時に必要に迫られて行ったが、あまりうまくできなかった。「こう、じんわり染みこんでいく系やね(桐皇・IS)」「……夏の、小雨。悪くないとは思うけど、俺は嫌なコト思い出すから苦手(桐皇・AD)」

小堀
膝枕をして、額に手をおくという形のガイディングをよくやる。笠松には好評らしいが、黄瀬には恥ずかしいと断られる。「熟睡できる。もう布団だろ(海常・KY)」「あれは人をダメにするクッションっす(海常・KR)」

古橋(カモノハシ)
ガイドの中では共感能力が低め。首筋など露出している肌に手を当ててのガイディングが基本。あまり効果がないと感じると、口同士の粘膜接触に切り替える。そこに躊躇いはないのは、普段のガイディングが原因らしい。「鐘の音が静かに反響していくのに近い(霧崎・HM)」「ゆっくり整理されていく感じ(霧崎・SK)」

劉(カンガルー)
ガイドの才能も買われて留学生として陽泉に所属している。まさか自分より大柄なセンチネルのガイディングをすることになるとは思わず、初めは面食らったらしい。「笛の音聞いている気分。それに合わせて、ごちゃごちゃしている感情が落ち着いて来るな〜(陽泉・MA)」

黛(ミンククジラ)
いつの間にか赤司専属っぽくなっていた、解せぬ。ガイディングでは、握った手を額に寄せることが多い。我の強いところが災いし、ガイディングで疲弊することがある。「中学の頃受けていたガイディングを海の浅瀬に浮かんでいるようだとすると、こちらはさらさらとした川に身体を付けているような清涼感が強い(洛山・AS)」

樋口(ペンギン)
二年の頃から無冠の三人のガイディングをしていた。「すごく丁寧なのよね……手足の爪の手入れしてもらうことあるけど、あのときみたいな安心感があるわ(洛山・MR)」「お母さん(洛山・HK)」

石田(ハリネズミ)
ガイドとしての能力は他と比べると低め。本人も応急手当にしかならないと自覚している。「ただの指圧っぽい(福田総合・HS)」



◇センチネル
・視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感が異常発達している人間。学術的には五感全てが発達している場合がセンチネル、発達しているのが四感以下の場合はパーシャルと呼ばれるが、一般的には総称してセンチネルと呼ばれる。
・集中したり興奮したりすると能力が拡大状態になり、些細な刺激にも敏感になる。こういった暴走状態になる前に、ガイドによるガイディングをすることで鎮静化できる。あまりにも暴走状態が続くと精神的不調の他、身体的機能にも異常をきたす。
・身体的能力が飛躍的に高まるわけではないので、学生の運動部については外国人選手のような規定は設けられていない(時々、議題として討論されることはあるが、現在のところ制限される動きはない)。プロの世界は別。
・国(主に発展途上国)によっては聖人化や、神に遣わされた戦士としてみなされることもあり、しばしば戦争の中心に据えられる。それに伴い、ガイドの人身売買が横行している。

◆各校のセンチネル
火神(虎):頭に血が上りやすいので、特にキセキとの試合後は必ずといって良いほど体調を崩す。黒子の身体を抱きこむことが多い。
青峰(黒豹):幼い頃から傍にガイド(桃井)がいたので、無意識にガイディングを受けて育った。黒子のガイディングが一番波長にあっていた。諏佐のガイディングを受けた際失敗しかけており、軽くトラウマ。
黄瀬(アカオオカミ):事務所に所属してからは、事務所が用意したガイドで何とか場を濁していた。IH後に笠松命令で小堀のガイディングを受けたが、「黒子っちのガイディングとは別の意味でダメになりそう」だったらしい。
緑間:試合ごとに細目なガイディングを受けることで、暴走状態を避けている。明言はしないが、高尾のガイディングは心地よくて好みらしい。多分鳥類。
紫原:元来の性格故か、あまりガイディングを必要としたことがない。WC本戦後はさすがに不調をきたし、劉のガイディングを受けた。熊科の何か。
赤司(ホワイトライオン):『本来』と『もう一人』では微妙に精神の波長が違うらしく、相性の良いガイドが異なる。
木吉:コントロールがうまいので、あまり暴走状態に陥ったことはない。黒子のガイディングを受けるときは、自分の両手で黒子の両頬を包むのが好き。アライグマ。
実渕:自制はできていたが、さすがにWCではそんな余裕なかった。無冠の中では一番樋口との相性がいい。四つ足の陸上生物か鳥類。
葉山(チーター):コントロールが下手くそで、よく暴走状態寸前に陥るので、樋口のガイディングを一番多く受けている。
根武谷:
花宮:
灰崎(ハイエナ):そもそも不調をきたすほど能力を使ったことがない。

◆パーシャル
伊月(鷲):視覚と触覚。特に触覚はガイドの共感覚と同じ効果があり、ガイドがいなかった一年目は彼が木吉のケアをすることもあった。体調を崩すと、黒子の身体に額や頬を寄せ、じんわりと温もりを感じたくなる。
笠松:聴覚。あまり体調不良になったことはない。小堀のガイディングが一番落ち着くらしい。


KUROKO

×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -