ファンタジーっぽいパロ(降黒、黛黒)



・ファンタジーっぽいパロが書きたかった。
・黛黒のイメージは、ツバサとX(@CLAMP)に登場する吸血鬼双子配役の彼ら。立ち位置ムーブ的には、前者は昴流=黒子の神威=黛で、後者は昴流=黛の神威=黒子。
・黛黒色が濃くて、一見火黒な、キセキ黒描写ありの、降黒落ちという欲張りセット。
・他カプは緑高と花古

吸血鬼、屍食鬼、淫魔
主食が違うだけの同種。本人たちは【鬼】と名乗る。吸血鬼の母数が多く、カースト的にも最上位。続いて屍食鬼、淫魔と続く。長らく王が不在だったが、大分【鬼】が好き勝手している上、混血なども増えて来たので、新しい王の誕生が求められている。どこかに封印されている王の証を

黒子
吸血鬼と淫魔の混血。【鬼】の中では半端者の異端児扱い。元々赤司の屋敷に保護されていたが、黛の一存で出奔。その後道中立ち寄ったセイリンの湖に封印されていた王の証の力に巻き込まれ、2年間眠りについていた。火神が訪れたことで封印が解かれ、目を覚ます。降旗の匂いが何となく気に入って、ファーストコンタクトで唇から吸血した戦犯。


吸血鬼と淫魔の混血。【鬼】の中では半端者の異端児扱い。黒子とは異父兄弟。黛の血と黒子の血を混ぜて飲むことを好む赤司にドン引きして、彼の屋敷から逃げ出した。いつの頃からかセイリンの湖の近くの掘っ立て小屋に棲みついた流れ者として、村人たちから遠巻きにされていた。実は眠りについた黒子を守ろうとしていただけ。黒子に執着する赤司の気を引くために、黒子たちに何も言わず赤司の屋敷へ戻った。結果、左目の視力を失う。「気にするな……これは俺が望んだことだから……」

降旗
セイリンに住む少年。湖から微かな声(黒子の寝言)を聴くのが密かな楽しみ。何を言っているのかは分からなかったので、いつも耳をそばだてて解読しようとしていた。火神による封印解除、引いては黒子の目覚めの瞬間に立ち会い、彼に唇を奪われてしまう。それから意識し始め、【鬼】のライバルたちにくじけそうになりながらも、最終的には結ばれる。

火神
吸血鬼と人間の混血。半端者のため人間の村で馴染めず、セイリンに流れてきた少年。湖に眠る黒子の声をハッキリと聞けたので、誰が眠っているのか気になって湖を覗く。父が最後の純血種だったため、王の証に【鬼】の王に選ばれる。が、当然混血のため反対派が多く、王候補たち(キセキの世代)に命を狙われることとなる。結局、王の座は自分の柄じゃないと赤司に譲ることになる。

赤司
高等吸血鬼。王に一番近いと言われている。黛曰く「人の性行為を見ながら自慰をするタイプの変態」。野垂れ死にかけていた黛黒を拾って保護した。が、上記の理由から黛にドン引かれ、体力が回復してきた頃に逃げられる。二人ともお気に入りだが黒子への愛が当社比多め。淫魔を孕ませた黒子の父(吸血鬼)が赤司の血脈だったことも理由の一つ。

キセキの世代
赤司(高等吸血鬼)緑間(赤司の血脈、未来予知に特化している)紫原(使い魔使役に特化している)青峰(再生能力が高い)黄瀬(変身能力に特化している)の、王候補5人の通称。赤司が一番の有力候補だが、この中の誰かが証を手にしても可笑しくない。魔女の伴侶(高尾)を持つ緑間以外は、もれなく黒子に執着している。

古橋
黛黒の従兄弟である屍食鬼と淫魔(二人の母と姉妹)の混血。フラフラ彷徨っていたところ、魔女の花宮に拾われる。黛黒が関わっていることを知らず、花宮の指示のもと王の証を奪う。

花宮
魔女の中でも高位の力を持つ『無冠の五将』の一人。【鬼】が人間たちとの境界を超えないように監視するのも約目。彼が異端と呼ばれるのは、【鬼】と人間に対して悪気を持ってちょっかいをかけるため。


KUROKO

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