オリキュア・設定
モチーフ：物語
テーマ：冒険、ミステリー
ドリームコンパス
イメージカラーの水晶がついた腕輪。開くと辺りの様子をスキャンすることができ、土地の妖精と会話できる。水晶にマスコットたちが合体することで、変身アイテムとなる。「ドリームコンパス！」→手の平を水晶の上でクルクルと回す→「コード認証○○」「プリキュア、アンロック！」で変身。
テイルタクト、テイルソード
プリキュアの武器。ソードは追加戦士用。万年筆のような形をしており、エネルギーをインクにして技を放つ。
フォーム：フィアーバ
スーパープリキュアの名前。
パラディアワールド
ドラゴンと妖精の世界。本来は夢と謎に満ち溢れ、自然豊かな世界らしい。しかし現在は悪の組織エニグマの魔の手が伸び、暗い雰囲気が漂っている。戦士プリキュアの伝説が存在し、ドラゴン族は異世界から戦士を召喚して共に戦うことが使命とされている。それでなくても、周期的に主人公たちとの世界と近づくことがあるらしく、神隠しと呼ばれる現象でパラディアワールドに迷い込んでしまう人間たちもいるらしい。
エニグマ
夢と謎を主食とする魔物たちから構成される悪の組織。ヴァイスクリスタルをバラディアワールドのあちこちに設置し、夢と謎を吸い取っている。
あらすじ
神凪みこはミステリーハンターを目指す中学二年生。幼馴染の守谷ともと出かけたピクニック先で謎の光に飲み込まれ、気が付いたらドラゴンと妖精の世界パラディアワールドに辿り着いていた。そこで出会ったのは、みこをこの世界に連れて来たというゾナーと出会う。ゾナーにこの世界を救うためにプリキュアとして戦って欲しいと頼まれたみこは、戸惑いながらもプリキュアとして戦うことに。目標は、悪の組織エニグマが設置したヴァイスクリスタルを破壊すること。冒険の中で他のドラゴンが呼んだ他のプリキュア戦士の橙馬みもりや間宮なのと合流し、エニグマと戦いを続けていく。（ともは巻き込まれただけだったので、道中であった神隠しの被害児童たちと一度人間の世界へ戻る）中盤でヴァイスクリスタルのエネルギーで人間界へエニグマが向かったと知り、人間界へ。そこでともが最後のプリキュアだと判明し、四人で戦うことになる。
◇キャラクター設定
神凪みこ／キュアミトス
・主人公。夢はミステリーハンター。不思議や謎が大好きで、いつか自分の目で見てみたいと思っている。ミステリーハンターには体力や知力は必要だと思っているので、努力を続けている。夢中になると周りが見えなくなりがちで、危険な場所に突っ込んでしまう。冷静な判断力についてはまだ不足しているので気を付けてはいるが、幼馴染のフォローに頼りがちでもある。
・幼馴染と出かけたピクニックで、謎の声と光に導かれて夢と謎に満ちたパラディアワールドに辿り着く。そこで自分を召喚したというゾナーと出会い、パラディアワールドのエネルギーを吸い取ってしまうヴァイスクリスタルを破壊し、悪の組織エニグマと戦ってほしいと頼まれる。パラディアワールドの謎に惹かれ、冒険と戦いに身を投じることを決意する。
・ドリームコンパスとゾナーの力でキュアミトスに変身する。イメージカラーは白主体のピンク。衣装モチーフは「不思議の国のアリス」と「ピーターパン」。帽子型の髪飾りと毛先が丸まった兎耳のような髪がポイント。
ゾナー
・主人公のパートナーマスコット。尻尾にかけて白くなっていくパステルピンクの身体。肩にのる程度の大きさのドラゴンの姿をしている。翼はあるが飛べない。語尾は「〜なんだナ」。のんびりとした性格で臆病。仲間を大切にする心は人一倍あり、自分の世界を守るために主人公たちを召喚した。
「ドリームコンパス！」
「コード認証なんだナ」
「プリキュア、アンロック！」
「輝く光は謎の欠片、キュアミトス！」
橙馬みもざ／キュアロマンス
・同級生。いつかドラマチックな出会いに憧れる少女。夢見勝ちで空想家。少し思い込みが激しく、ネガティブ思考に陥りがち。その性格が面倒くさいと思われてしまうことを、本人も悩んでいる様子。家族は共働きの両親と三人の高校生の兄。家族は嫌いじゃないが、フリルとスイーツに憧れており、それに縁遠い家庭環境は少し寂しく思っている。
・寄り道した先でグース―に召喚された。突然の出来事にパニックとなり、主人公と合流するまでは変身することもプリキュアに関する知識も得ることができないままだった。想像しうる最悪の結末に泣き出してしまったが、謎に目を輝かせる主人公に呆気に取られながらも、腕を引かれて歩き始める。
・ドリームコンパスとグースーの力でキュアロマンスに変身する。イメージカラーはオレンジがアクセントに入ったイエロー。衣装モチーフは「ラプンチェル」と「かぐや姫」。右側から胸へ流れる編み込みがチャームポイント。ヒールは他のメンバーより高い。
グースー
・二つの頭（グーとスー）を持つ黄色の身体をしたドラゴンの姿をしている。基本的に双子のように異口同音で会話をしたり、意見を述べたりしている。ごくたまに喧嘩をすることもあり、そのときはみもざに仲裁に入ってもらうこともある。語尾は「〜っち」。
・マスコットたちの中では最年少で、性格も幼い。のんびりとしたゾナーのことをからかうことも。
「ドリームコンパス！」
「コード認証っち」
「プリキュア、アンロック！」
「香り立つのは甘い愛、キュアロマンス！」
間宮なの／キュアリドル
・主人公の後輩で学年主席。眼鏡娘。ロボットと揶揄されるほど精密な技術と学習能力がある。学習意欲もあり、サバイバル技術もすぐに習得した。人とのコミュニケーションや感情を露わにするということが苦手で、それが自分の個性だと思いつつも悩みとしては抱えている。
・塾の帰り道、シャイロに召喚される。こちらの事情に巻んでしまったことを丁寧に詫びられたうえで、世界の状況を把握するために探索していたところを主人公たちと合流する。仕組みが分からないものは手を出しづらいと、変身を断っていた。主人公たちのピンチに、漸く変身アイテムを手に取る。
・ドリームコンパスとシャイロの力でキュアリドルに変身する。イメージカラーは茶色と赤。衣装モチーフは「名探偵」と「オズの魔法使い」。眼鏡に変わったモノクルと、詰襟コートのようなデザインがワンポイント。
シャイロ
・尻尾にかけて濃くなっていく赤いの身体。肩に乗る程度の大きさの龍の姿をしている。語尾は「〜さ」。ゾナーの親友。世話焼きで、ゾナーののんびりとした性格に呆れつつ、サポートすることが多い。なのの生真面目すぎる性格を心配しており、効率重視ばかりでは疲れてしまうと窘めることもある。
「ドリームコンパス！」
「コード認証さ」
「プリキュア、アンロック！」
「奏でるのは知識の歌、キュアリドル！」
守谷とも／キュアエピカ
・追加戦士。主人公の幼馴染。みことピクニックにでかけた先で、不思議な光に飲み込まれていく彼女を助けるため、共に飛び込んだ勇敢さがある。幼馴染が大切。主人公の召喚に巻き込まれただけであったので、彼女たちより先に人間世界へ戻った。その後も、人間世界で主人公たちの無事を祈っていた。
・主人公たちが人間世界へ戻ってきたとき、一番に暖かく出迎えた。その後、まだ戦いが続く様子を目の当たりにし、不甲斐ない自分を悔いていた。そこでフィンと出会い、プリキュアに変身する力を得る。
・タブレットとの力でキュアエピカに変身する。イメージカラーは銀を主体にアクセントとして入ったサファイア。衣装モチーフは「聖騎士物語」と「青い鳥」。パンツスタイルでフレア調の腰布がワンポイント。
フィン
・燃える炎のような鱗を持つドラゴンの姿をしている。ゾナーとは昔会ったことがあるらしく、名前を知っていた。物語開始から幾度となく主人公たちの前に姿を現し、それとなく手を貸すものの（特にゾナーに対する）言動が強く、敵視されていた。
・過去仲良くなったフィンとゾナーだが、フィンの不手際でゾナーが翼に一生ものの怪我を負ったことがあった。それを気に病んでいる。元々見た目から他のドラゴン族から浮いた存在であった。
「ドリームコンパス！」
「コード認証」
「プリキュア、アンロック！」
「掲げる剣は友情の証、キュアエピカ！」