「ta-da!」
「な、どうやって!?」
「君たちは下がってなさい」
「はぁ!? なんで!」
「かってにさせてもらうぜ!」
そんなことを言って飛び出した爆轟くんと切島くんの前に氷で出来たような壁が作られた。天井まで続くそれは、どうあがいたって消えないのだと僕は知っている。試しに爆轟くんが爆発させようとしたり、轟くんがとかそうとしたけれどきかなかったらしい。なんだよこれ!と怒ったよ湯な声が聞こえた。
「『もしも、オールマイトの力がいつもの力よりも倍増したら』」
「――?」
「後は任せたよ、オールマイト」
「了解です!!」
母さんがまた消える。そして、オールマイトがヴィラン達に向かっていく。
「無効ではなく吸収ならば!!限度があるんじゃないか!!」
そういって二人の殴り合いが続く。すごい迫力だ。
「ヒーローとは常にピンチをぶち壊していくもの! それは己の力であったり、周りの協力でだ! ヴィランよ! こんな言葉を知ってるか!」
――Plus Ultra!!
オールマイトのそんな言葉とともに、脳無と呼ばれたそれが飛んで行く。それと同時に、目の前に合った氷の壁が砕け散った。母さんが解除したらしい。
手だらけのヴィランとオールマイトのにらみ合いが続いたが、不意に黒いモヤのやつと手だらけのやつが攻撃を仕掛け――。
「緑谷くん!」
緑谷くんが能力を使い、それに殴りかかる。中から現れた手に狙いを絞り、手元にあった石ころを投げる。それが手に当たると同時に、誰かがはなった銃弾もそれにあたった。
「ごめんよ皆、遅くなったね」
「飯田くん!」
「すぐに動けるものをかき集めてきた」
「1-Aクラス委員長、飯田哲也、今帰りました!」
そんな言葉とともに現れた飯田くんのそばにいるのは学校に所属するヒーローである。ヒーローたちが攻撃を加えるけれど、手だらけのやつは黒いモヤに包まれていく。13号先生がそれを止めたけれど、意味がなかったらしい。ヴィランは消えていった。
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「な、どうやって!?」
「君たちは下がってなさい」
「はぁ!? なんで!」
「かってにさせてもらうぜ!」
そんなことを言って飛び出した爆轟くんと切島くんの前に氷で出来たような壁が作られた。天井まで続くそれは、どうあがいたって消えないのだと僕は知っている。試しに爆轟くんが爆発させようとしたり、轟くんがとかそうとしたけれどきかなかったらしい。なんだよこれ!と怒ったよ湯な声が聞こえた。
「『もしも、オールマイトの力がいつもの力よりも倍増したら』」
「――?」
「後は任せたよ、オールマイト」
「了解です!!」
母さんがまた消える。そして、オールマイトがヴィラン達に向かっていく。
「無効ではなく吸収ならば!!限度があるんじゃないか!!」
そういって二人の殴り合いが続く。すごい迫力だ。
「ヒーローとは常にピンチをぶち壊していくもの! それは己の力であったり、周りの協力でだ! ヴィランよ! こんな言葉を知ってるか!」
――Plus Ultra!!
オールマイトのそんな言葉とともに、脳無と呼ばれたそれが飛んで行く。それと同時に、目の前に合った氷の壁が砕け散った。母さんが解除したらしい。
手だらけのヴィランとオールマイトのにらみ合いが続いたが、不意に黒いモヤのやつと手だらけのやつが攻撃を仕掛け――。
「緑谷くん!」
緑谷くんが能力を使い、それに殴りかかる。中から現れた手に狙いを絞り、手元にあった石ころを投げる。それが手に当たると同時に、誰かがはなった銃弾もそれにあたった。
「ごめんよ皆、遅くなったね」
「飯田くん!」
「すぐに動けるものをかき集めてきた」
「1-Aクラス委員長、飯田哲也、今帰りました!」
そんな言葉とともに現れた飯田くんのそばにいるのは学校に所属するヒーローである。ヒーローたちが攻撃を加えるけれど、手だらけのやつは黒いモヤに包まれていく。13号先生がそれを止めたけれど、意味がなかったらしい。ヴィランは消えていった。
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