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やっと気づいたか…。アホ日向。
―いま、空き教室にいる―
この返事がきたということが分かった証拠だ。
はぁ…。と溜息をつきたくなるはずなのにやっぱり、どうしてなのか。不思議なことに顔がゆるみっぱなしで。俺は顔を軽く叩いたあと
―ちょっとはかまってやらないと―
空き教室へ向かった。
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