なんで、俺の独り負け!?
なんで、俺の独り負け!?
「音無か……」
「音無だな……」
うんうん。とうなずき合う俺以外。
くっそ!なんでこんなときに限って……!
「じゃあ、ま、音無くん、悪いけど……着替えてきてちょうだい」
悪いんだったらやめろよ!しかも顔ちょっとにやついてるぞ。
どういうことだ。
そうしてしぶしぶ俺は廊下に出て着替えに行くのだった……。
うぅ……着替え終わったけどスースーする……。
まじでなんでこんなことしないと……扉にもたれかかりうなだれていると……。
1
扉が急に開いた。2
後ろから声をかけられた。