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個人授業 -5-

セバスチャンは、主人のさわり心地のよい右手をとるとその甲へとキスを落とし、
そのままシエルの中心でほんのり勃ち上がったものへと導いた。
自分の指がソレに触れた瞬間にびくりとからだを震わせれば、
まるで安心させるように額にちゅっという音をさせて口付ける。

「私がいつもしてさしあげているように、指を絡めて」
「ん、はずかしい、…ぁ」
「…そう、お上手ですよ。そのままゆっくり上下にうごかしてください」
「そんなの、できな…」
「大丈夫です、いいですか?」

震える手で自分の性器を包み込んでいるシエルの右手を、
大きな手がやわらかく包んだかと思えば、次の瞬間
ゆっくりと数を数えながら扱きはじめた。

「いち、に、いち、に。きもちいいでしょう?」
「えっ、…あ!やぁっ、あ、あっ!」

まるでダンスを教える家庭教師のように優雅にリズムを刻むセバスチャンの声と、
透き通るようなボーイソプラノで歌うように喘ぐシエルの声がとけあって、
それがくちゅくちゅといやらしく響く水音と重なりシエルの耳を犯してゆく。

「ぁん、あ…あっ!セバスチャン、やぁ…」
「嫌じゃないでしょう?ほら、先端からこんなに涎がでてますよ」
「んっあ、やぁ、いじわるやだ、あぁんっ」
「意地悪なんてとんでもない、可愛がってさしあげているのですよ。坊ちゃん」

手を動かすたびに抱きしめている腕の中のからだがびくびくと跳ね、
愛しい恋人が感じているのが手に取るように分かり、
さらにゆっくり前後に揺れ始めているシエルの腰が擦れて、
セバスチャンは自分の雄が熱を持って堅く立ち上がっていくのがわかった。

「坊ちゃん、くちゅくちゅっていやらしい音、聴こえますか?」
「んん…っ、聴こえる、けど もう、はずかしくてむり…あっ!やっ」
「腰もこんなに揺れて…気持ちいいのですね、よかったです」
「やっあ、あ、も、いっちゃ…」
「…最後は、おひとりでいってみましょうね」

深く快楽を求めはじめたシエルの様子に、もうひとりでも大丈夫だと判断したのだろう、
セバスチャンはそういうと包んでいた手をそっと解放する。
自分を見上げるシエルの目には一瞬戸惑いの色が浮かんだが、
恥じらいよりも快感を求める心のほうが上回っているのは一目瞭然だった。
扱き上げるちいさな手の動きはそのまま止まることはなく、
程なくして、シエルの小振りの性器の先端からは白濁が吐き出された。






改定履歴*
20110208 新規作成
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