top * 1st * karneval * 刀剣 * utapri * BlackButler * OP * memo * Records

HAYATO強化月間 -3-

改めてソファに転がしたトキヤを見ると、きっちりシャツを着てひらひらのスカーフをして、裾がふわって広がったジャケットを着てる上半身と、すっぽんぽんで涎を垂らしてる下半身のコントラストがこれ以上ないくらい卑猥で扇情的だ。俺は思わずこくんと唾を飲み込むと、さっきから出番を待ってたローションを手に取ってぐちゃぐちゃと音をさせながらてのひらであたためた。そうしてまずは指を一本、トキヤのアナルの入り口にあてる。ぐにぐにと解すように弄ってやれば、トキヤのくちからはあまい声が漏れた。

「ひっ…あう、音也っ」
「『音也くん』」
「音也くん、あっ、ま 待って」
「待てない。力抜いて?指挿れるよ」
「っ!あ、あっ」

昨日も一昨日も、その前も。俺は毎晩トキヤのことを抱いてるから、トキヤのアナルはもう俺のカタチを覚えてる。だから指一本くらい余裕な訳で。毎晩の反応で俺はそのことを知ってたから、トキヤの『待って』は聞き流して指を埋めた。大体、トキヤは期待してる時やきもちいい時に限って『待って』っていうから誘われてるようなもんだよ。そんな、あまくて溶けちゃいそうな声だと余計にね。

「あっ、ぁう、ひ…っ」
「HAYATOきもちい?」

一本だった指を二本に増やしても、三本に増やしても、トキヤのアナルは切れたりすることもなくおいしそうに俺の指をたべてくれた。でもやっぱり緊張してるのかな、入り口の締め付けはいつもよりずっとキツイ。ああ、今すぐここに突っ込んだらキモチいーんだろうな。けどそれだとダメなんだ。ご機嫌斜めになられるのは嫌。俺だって求められたいっていう欲はあるんだよ。突っ込めればいいわけじゃない。

「んんっ、きもち…、あぁっやだ、そこ押したらだめにゃあっ」
「お前、ここぐりぐりって潰されるのすきだよね、ほんと。ほら、こんなに涎たらして…やらしーんだから」

だから、おれはトキヤが俺を欲しいっていってくれるように前立腺の裏のトキヤが一番気持ちいい所をぐりぐりと指で押してやった。そうしたらトキヤは声が漏れないように必死に口を押さえるのに必死になる。ちんこの先からはだらだらと先走りが垂れちゃってて、このままじゃ衣装を汚しちゃいそう。

「ひっぅ、音也くん、おとやくん、衣装、汚れちゃうよ…っ」

きっとトキヤもそのことに気付いたんだろう、喘ぎながらも一生懸命に俺にそのことを訴えてくる。かっわいいなぁ。もうダメっては言わないんだね。そうだね、衣装を汚さないようにして一緒に気持ちよくなろうね、トキヤ。

「衣装汚れるのイヤ?」

わかってるのにわかってないふりをしてそう問いかけると、トキヤはこくこくと頷いた。真っ赤な顔をしてきゅっと目を瞑って頷くものだから、涙がひとつぶつうっと頬を伝い落ちてしまう。トキヤの涙をみるのは初めてじゃないけど、いつ見ても綺麗だね。俺が全部掬って舐めとってあげたくなるよ。

「じゃあ汚れないように協力してあげる。ほらHAYATO、四つん這いになってお尻だして」

口元を覆ってるトキヤの手をとって、お姫様にするみたいに手の甲にキスをひとつ。そうしたらトキヤは一瞬びっくりしたような顔で俺を見上げたけど、お願いしたとおりに四つん這いになってくれた。そんなに衣装のことが大事かな?なんだかちょっとだけ、面白くない。

四つん這いのトキヤの腰をぐっと持ち上げて、ジャケットが汚れないように捲くってあげて、ついでに肩はベッドに着くよう下げさせる。こうやると可愛いアナルが丸見えですっごく独占欲が満たされるんだ。さっきまでローションまみれの俺の指を三本も飲み込んでたそこはてらてらと光ってて、もっと弄ってっていうみたいにひくひくうごいて、すっごく卑猥。

俺はもう我慢できなくて、自分のものを取り出すとそれをアナルの入り口に擦りつけた。こうやるとローションも満遍なくつくし、焦らされてるみたいで感じるのか、トキヤすっごくびくびくしてくれるんだよね。すっごく可愛いんだぁ。俺は、こくりと生唾を飲み込みながらぐちぐちと音をさせて扱いて、そのまま誘うようにひくついてるアナルへ亀頭の先端をぐっと押し当てた。

「あっ、ぅ、…お、音也くん、ゴムは?」
「あー、忘れてきちゃった、ごめん」
「えっあっ、うそ、だって、ローション持ってたのに…っ待ってまって音也、くん…っ」
「だーめ、止まらないよ。お前にこのまま挿れたい。HAYATOは俺と直接繋がるの、嫌なの?」
「そ…ういう訳じゃない、けど…、っひぁ!」

ゴムをつける音が聞こえなかったからかな、トキヤが不安そうに声を上げて後ろを振り向く。蒼の瞳をたっぷりの涙が覆ってて、それで見上げられてもう俺そのままイくかと思った。おなかにぐっと力を入れて我慢して、ゆっくりゆっくり根元まで埋めてみる。あ、ゴム忘れた、なんてのは勿論嘘だよ。いつもはトキヤが頑なに生でヤるのを嫌がるからちゃんとつけるんだけど、今日は衣装のことばっか気にするトキヤにお仕置き兼ねて、以前からの夢だったことをさせてもらおうと思って。

「――あ!!ぁ、ま まだ動いちゃだめにゃあっ」
「だから止まれないってば。もーHAYATOはわがままだね?そんなことより、ちゃんと感じてよ。ね、生でぐりぐりって奥擦られんのきもちい?」
「あっ、ぅ、ひ、…っく、やぁあっ」
「HAYATO、HAYATOのなかすっげー熱い。熱くて、きゅうきゅうなって、きもちい…」
「ひう、音也くん、んあっ、や、声でちゃう、にゃっ」
「っは、かわいー…俺HAYATOのにゃあっていうのすっごいすき。もっと聞かせてよ、ね…?」
「や、っやだぁ…ひにゃっ、あうっ、あ、あっ!」

狭いソファでやってるから体勢はキツいけど密着度は高くて、なによりいつ誰がはいってくるかわかんないっていう緊張感がやばい。あまり長くやってると本番に差し支えるし、手早く終わらせよう、なんて思ってたけど、普通にいつもよりもずっと早く限界が訪れそうだ。だってトキヤがにゃあにゃあ啼いてくれるのが悪いんだよ。本当お前可愛すぎ。あーもう、ココが楽屋じゃなきゃもっともっと可愛がってあげるのに。でもそうも言ってられないね、名残惜しいけどとりあえず一度一緒にイければそれで満足。

「ねぇHAYATOー」
「んっ、はっ、はぁっ」
「HAYATO?聞いてる?」
「んんっ、聞、てる、よぉ…っ、ぁん、あっ、ぅ」
「ねぇHAYATO、俺もうそろそろヤバいんだけど、衣装汚れるのやだよね?」
「やぁ、だめ!衣装、汚しちゃだめ…っよごさないで、汚しちゃだめにゃあっ」
「うんうん、わかってるよ?けどさぁ俺、今ゴムつけてないからさ、外で出したら汚しちゃう。お前のキラキラの衣装にべとーって、俺の精子ついちゃうね?」
「だめ、だめ…!!外で出しちゃ、汚しちゃやだぁあ…っ」
「じゃ、さ。おねだりして?中に出して、って。HAYATOがそう言ってくれたら聞いてあげる」
「ぅ、…やぁ…はずかしい、よ、音也くん」
「じゃあ外で出すしかないよね?お許しなしに中で出して怒られたくないもん。それともここで辞める?ほら、抜いちゃおうか」
「!!!や、だめ!抜かないで、おねが…っ」
「…抜かないで、何?」
「〜〜っ、抜かない、で……いっぱい奥擦って、ボクの中に、音也くんの精液いっぱいだして欲しいにゃぁ、おねがい…」

ん、やっぱりトキヤはいいこだ。俺が聞きたい言葉もやりたいことも全部しってて、こんなカワイイ声でおねだりしてくれる。いいこっていうか、淫乱なんだよね。今だって自分の言ったやらしい言葉に自分で興奮して、内壁がおれのちんこきゅうきゅうって絞ってる。それだけじゃない、さっきからおれが突くのちょっとゆっくりにしたら足りないって自分で腰振って、ホントえろい。今まで上の口に飲ませたことはあるけど、下にはないからなぁ。トキヤも楽しみなんだね。そんなに焦らなくたってたっぷり飲ませてあげるよ。トキヤの大好きな精子をさ。

「じゃ、あ、出すよ?HAYATOの中に、おれの精液。初めてだね、中出し。うれしい?」
「んう、嬉しい、うれし…だからはやく、も、はやくいきたいにゃあ」

さぁ、一緒にイこっか。はじめての中出し気持ちいいかな?きもちいいよね?どんどんお前を好きになってく予感しかしないよ。本当に大好き。だから、一滴もこぼさないでうけとめてね、トキヤ。



end

改定履歴*
20111215 新規作成
- 3/3 -
[] | [次]



←main
←INDEX

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -