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04 朝の日課 2

ベッドに座ったペンギンの中心にある、大きく勃ち上がったモノ。
初めて間近で見るソレは、やはり自分のものとは違って大きくて太くて、そして熱かった。
手で触れはするものの、どうしても決心がつかずそれ以上動けない。
やり方を知らない訳ではない。おれだってそれなりに、経験はある。

それでもやはり、するのとされるのでは勝手も心持ちも違うわけで――

不意に頬に手を添えられて顔を上げる。
ペンギンは、いつもと一緒の優しい目線でじっとおれをみていた。

「できる?ゆっくりで、いいよ」

ペンギンは、ずるい。
そんな風に優しい目で見られたら、なんでもやってあげたくなる。
震える手でもう一度、根元を緩く握る。
目を瞑って先端を舐めた瞬間に、ペンギンのものがぴくりと震えた。


――キモチいいんだろうか。


その素直な反応に嬉しくなったおれは、その裏筋をゆっくりと舐め上げた。
先端からこぷりと透明の雫が零れ、それを舌先で掬い取るとペンギンの味がする。
そのまま、大きく口を開けてぱくりと先端を咥えこみ、
根元を手でゆっくりと扱きながら咥内の粘膜を性器に密着させるようにして頭を前後させると、
ペンギンの小さな声が聞こえた。
留めようとしても留め切れなかった、ちいさな喘ぎ声が。

「…っは、」


嬉しい。ペンギンが、おれに感じてくれている。







改定履歴*
20100409 新規作成
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