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七十、小烏丸(こがらすまる)
![](//static.nanos.jp/upload/s/screamxxxxxxxx/blog/1/70/201901150358001.jpeg) ※画像準備中。
刀種:太刀
無銘:天国 名物:小烏丸 年代:平安時代(10世紀前後) 刃長:二尺零寸七分三厘弱(62.8cm) 附:錦包糸巻太刀拵
御物。宮内庁蔵。
刀工の始祖が打ったとされる平家の重宝。
名の由来には幾つかの逸話がありますが その中の一つに、八咫烏から齎された刀である。というものがあります。
第50代・桓武天皇が礼拝をしていたところへ 八尺(約242.4cm)もの大きな烏が、伊勢神宮の遣いと称して現れた時に その羽の中から現れた刀だから小烏丸と名付けた。というもの。
元々は天皇家の守り刀として伝えられていたものがいつしか平家の秘蔵刀となり 一族と共に壇ノ浦の海の底へ沈んだものと思われていたそうですが 後に伊勢家に於いて同名の刀が伝わっていることがわかり 維新後に明治天皇へと献上されたといいます。
刀の特徴として 『小烏丸造り』又は『鋒両刃造(きっさきもろはづくり)』 という形状が挙げられます。
刃長の半ば、あるいは2/3くらいより先が両刃の剣になった造り込みの事で 日本刀の形状が直刀から湾刀へと移行していった過渡期である 10世紀前後の作刀傾向であるとされています。
作刀は、伝説の名工・天国(あまくに)だとされていますが ハッキリとした証明はされていません。
刀身が平安初期のものであると見る説と 地鉄や刃取りを見て、三条作の刀よりもかなり若いものである、と 天国作を否定する説も存在します。
一度所在不明になったという来歴があるだけに ハッキリとしたことはわからないようですね。
拵もかなり鮮やかな見た目の特徴的なもので 御物拵、又は御物造りと言われる、鞘を金具ごと錦の布で包んだもの。 これも、作刀された時期を否定される要素になっているようですが とにかく豪華絢爛な宝刀という印象が強い姿です。
鍛刀解禁でお迎え。 待ってた!
Lv99 ☆身長:155cm ☆「我は今の形の日本刀が生まれ出ずる時代の剣。言わば、ここにいる刀剣の父も同然よ」 ☆「見た目で相手をはかってはいけないぞ?」 ☆「それでは、刀本来の役割を果たそうか」 ☆パパ上。 ☆ちっちゃい体に大きな心。 ☆二次創作に於いて 刀剣ちゃんは皆我が子。 神様感強めだったりもするけど サンタになって子等にプレゼント配ったり 正月は全刀剣ちゃんにお年玉とか 大変そうだけど楽しそう。
参考までに ▽ アイロニックメタファー / sm31836011 我にだんすとやらを教えよ / sm30173657
※動画製作者様、モデラー様へ、感謝と敬意を込めて。リンクは出来ませんが、参考までにどうぞ。
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