六十七、巴形薙刀(ともえがたなぎなた)



※画像準備中。

刀種:薙刀


「薙刀、巴形だ。銘も逸話も持たぬ、物語なき巴形の集まり。それが俺だ」
(※ゲーム公式ボイスより)


「巴形」とは薙刀の形状を表す名称で、命名は明治の頃とされています。

平安時代末期に活躍した女武士『巴御前』の名から由来するとされますが
薙刀術に"静流"と"巴流"という流派があるため、それに倣ったものではないか
とも言われています。

「巴形」は、女薙刀という分類で区別されるものでもありますが
それは形状による部分と薙刀が扱われてきた時代の流れからのものと言えるでしょう。

薙刀が武具として登場したのは平安時代で
男薙刀・女薙刀という分類は江戸時代から。

男薙刀は、刃長が長く、身幅が細く、反りも浅いものとされ
主に実戦用とされているものの事。

対して女薙刀「巴形」は、刃長は短く、身幅が広く、反りも深いもの。
主に馬上用、又は体格の小さい者用、婦人向けなどとされているものの事。
男薙刀が実戦用とされるのに対し、典礼用とされるものの事を指します。

力の弱い女性等でも扱いやすいよう体格に応じて刃長を短く
重量不足を補うために身幅を広く
斬れを良くするために反りを深くした。
などの考慮がされているとの事ですが
斬りつけやすくなれば操法が難しくなるため、その説には異論もあるそうです。

その他に、女薙刀、婦人向け、とされる理由として
江戸時代、武家の婦女の教養や護身術として薙刀術が行われていたこともあり
嫁入り道具の一つにもされていたことが挙げられ
薙刀は女性のための武具という側面が時代と共に強くなっていったものと思われます。


ちなみに。
名の由来となったとされる『巴御前』ですが

彼女が所持していたとされる「吉次」と銘が刻まれた薙刀があるそうですが
その詳細は不明。
また、岩融のページでも記載した大山祇神社には
「巴御前奉納の薙刀」として所蔵されている大薙刀もあるそうです。

どちらにしても彼女が扱ったとされるものでもなく
そもそも「巴御前」が薙刀を振るって戦ったという
確かな記録が存在しないのが残念なところです。



鍛刀解禁でお迎え。
待ってた!

極・Lv36
☆身長:193cm
☆「主、用あれば俺を呼べ。声の届く所に控えていよう」
☆「主。困ってる事はないか?欲しいものはないか?」
☆「静型はどうにも無骨だからな。側仕えは俺のほうが向いていよう」
☆声が落ち着いてて良き。
☆ビジュアルがとにかく素敵。
☆二次創作に於いて
静かに審神者に侍り何くれと世話を焼き
主以外にはあまり頓着しない姿でよく描かれる。
ひよこ。
雛鳥。
主第一の印象が強いせいか、長谷部と対立する形で描かれることも多々ある。

参考までに

薙刀でジャバヲッキー・ジャバヲッカ / sm32833998

※動画製作者様、モデラー様へ、感謝と敬意を込めて。リンクは出来ませんが、参考までにどうぞ。




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