六十六、南泉一文字(なんせんいちもんじ)



※画像準備中。

刀種:打刀

大磨上 無銘:一文字
名物:南泉一文字
年代:鎌倉時代
刃長:二尺零寸三分(61.5cm)
附:梨子地刻小サ刀拵・蝋色金霞小サ刀拵、金襴包刀拵

重要文化財。徳川美術館蔵。

作刀は備前一文字。
(※一文字という刀工の一派の中でも古一文字から派生する福岡一文字、吉岡一文字を纏めたものを言います)

もとは足利将軍家の蔵刀で、名の由来は研ぎに出した際、壁に立てかけておいたところへ猫が飛びかかり真二つになった事から。

「南泉」というのは、中国の唐代の禅僧・南泉普願(なんせんふがん)の故事「南泉斬猫(なんせんざんみょう)」に因んだもの。
(※「南泉斬猫」とは、禅宗の著名な公案の一つ。
ある時、寺院の東堂の僧達と西堂の僧達が一匹の猫をめぐり言い争いをしていました。
南泉は猫を指さして「禅の一語を言いえるのならばこの猫を助ける。但し、言いえることが出来なければ切り捨てる」と言いましたが
僧達の誰一人として答えられるものはおらず、南泉は宣言通りに猫を斬ったそうです。
夕方、弟子の趙州(じょうしゅう)が外出先から戻ってきた時、南泉和尚が猫を斬った件を話すと、越州は靴を脱いでそれを頭の上に載せて出ていきました。
それを見た南泉は「もしそなたがあの場に居たのなら、猫を切らずに済んだのに」と言ったそうです)

足利将軍家を出た時期は不明とされていますが
豊臣秀吉が入手していた際に、本阿弥光徳が押形を採り「ないせん」と注記。
慶長16年、豊臣秀頼が京都の二条城において徳川家康と会見の際、南泉一文字は家康へと贈られます。
後に家康は南泉一文字を尾州の徳川義直へ与え
その後、二代将軍・秀忠に献上されますが、秀忠はまた義直へと贈ったとされます。

義直が臣下に命じて切れ味を試した際、あまりに切れすぎ、地面まで切れてしまったのを見て刀が折れたと早合点し
試し切りをした者が慌てて「折れました」と叫んだほど鋭い切れ味を持った刀だそうです。

南泉一文字には刀拵が一つ、脇指拵が二つの計三種の拵が附帯しているそうですが
何故、複数の、しかも大きさ違いの拵が附くことになったんでしょうね??
調べてみてもわからなかったんですが、それだけ大切にされていたということなのかもしれません。


本体はネット上にある資料画像でしか見たことないですが
樋は無く刃紋が複雑で綺麗な刀でしたよ。
拵の画像も見ましたが、派手というか金ピカというかw
にゃんせんくんの柄シャツはたぶん金襴包刀拵の模様。
手に持ってる本体は梨子地刻小サ刀拵っぽいですね。


第三回江戸城潜入調査にて宝箱からこんにちは。
にゃーにゃー言うてるー

Lv99
☆身長:174cm
☆にゃんこ
☆内番着が深夜のドンキ
☆「ちまちましたものが、目の前に、転がってっと……」
☆「う……うずうず」
☆「う……にゃあー!」
☆刀装にうずうずw
☆「猫、前進!」
☆猫率いてるw
☆呪いとうまく付き合ってるじゃんすかw
☆畑仕事はふかふかの土にやられる(猫
☆二次創作に於いて
やっぱ古参勢の立ち位置揺るがなすぎて今のところまだ…って感じでしたが
山姥切本歌ちゃん実装で俄然増殖中の模様。
だいたい苦労人な立ち位置で
かわいそう可愛い。

参考までに

Dance On Me / sm34250986
Body Party / sm34390708
ライカ【とくび中心】 / sm34266110

※動画製作者様、モデラー様へ、感謝と敬意を込めて。リンクは出来ませんが、参考までにどうぞ。




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