![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/11JOkybiONL._SL80_.jpg)
OLFA MZ-S型(連発式小型カッター)191B
オルファ リミテッドMA LTD-04
オルファカッター替刃 替刃(小)特専黒刃 BB10K
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MZはmagazine,Sは替刃(小)のsmallでしょうか。
オートロック機構を組み込んだ押手(スライド)を持ち、
柄内蔵マガジンに収納した五枚の替刃を次々に
排出、装填する連発式カッターです。
刃折具は付属せず、価格はオープン価格、500円弱が多いようです。
- オートロック機構ながら押手は軽く操作できます。
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画像は押手の裏側。ツメの出入によってロックが効き、これがギザギザと噛み合います。
- 刃の排出法はNT製と同じく、押手を最前進させると先端が迫り上がって刃の取付穴から外れ、刃を開放、排出する方式。
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オルファはツメが一ツのため、ツメが二ツあるNT A-1000Rよりこれまた軽い作動です。
- 黄色い尾部を退げ、底面を開いて刃を装填します。
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刃の追加と除去が容易でNT製連発式より少ない手間で済みます。
軽量で作動も軽く、取り扱いが容易で優れた製品です。
ただ、連発式は替刃の互換性に制限があり、NT○;タジマツール△;コクヨ/貝印×となります。
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替刃の取付穴位置には各社間で最大2mmの差があり、コクヨ/貝印製を使うとそのぶん後ろに刃が突き出るため、次のような不具合が現れます。
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押手をさげたとき、突き出た刃の末端がマガジン内に当たり、そこを削ってしまいます。
![](//static.nanos.jp/upload/s/schzkr/mtr/0/0/201002162153461.jpg)
そのため、純正の刃に戻しても、削られたぶんマガジン内の予備刃がさがって柄の隙間に詰まってしまうのです。
また、押手を最後退させても刃の取付穴にうまく嵌まらず刃の装填不良を起こすこともあります。
NT製も同じように少し退がりますが隙間がないため詰まりはしません。
他社の替刃を使ってはならない、というのは、こと連発式に関しては形式上の文言ではなかったんですね。
MZ-Sは柄の角が面取りされているため指をあてる面積が少なくて力をかけにくく、また押手の滑り止めの溝が浅いため、油が多い環境や手袋をして作業する場合には
NT A-1000Rがいいかもしれません。
といっても、使用替刃が替刃(小)/A型替刃ではそんな使われ方は想定していないかな。
今回のオルファは
luckymarimoさんのブログに触発されて購入しました。