「ペントレーにはやがわり」するペンケースC2 (シーツー)、それに透明塩ビ製が加わっていました。2023年9月発売、中国製。店頭・通販購入。
約1mm厚の塩ビシートを加工した製品です。
C2旧型F-VBF122は布地。

公式外寸202mm (把手除く)×50mm×50mm。最大幅約63mm。1mmくらい前後しますがだいたい公式通り。
SサイズとLサイズがあり、これはLサイズ。

宣伝では20本収容可能、画像では21本入っています。ペン軸径φ10mm程度。

拡げた際の内寸は深さ45mm×幅93×長さ194くらい。
上に空いた隙間には小型修正テープでも入ておきましょう。

拡げても材料の反発力でちゃんと開きませんが、支障なく使えます。
撮影時は折り込みをクリップで留めたり四角い修正テープをつっかえにしたりして拡げたままにしました。
つっかえに用いた修正テープは、プラス ホワイパーWH-2005とミドリ 紙製修正テープ。
材料が塩ビなので、塩ビ消しゴムを入れてはいけません。
夏になると可塑剤移行により溶着します。
消しゴムを入れるんだったら、布地のC2従来品を薦めます。
どうしても消しゴムを入れたいのなら、塩ビを溶かさない天然ゴムや非塩ビ系、消しゴムを収納できるノック式、はたまた
クツワ マ磁ケシのようなケース付きを薦めます。

見えづらいですが、側面がちょっと凹んでいます。
塩ビの一大欠点は熱で変形することで、私有品も鞄内で弁当に隣接していたらしく、その温かさで少し凹みました。
内側から押し戻すとある程度戻りますが、あんまり気にしないほうがよいでしょう。
もう一度熱を加えて元に戻すのは至難の業です。
なお北星鉛筆634鉛筆削りが矯正にちょうどよい大きさで、詰め物に適しています。

ファスナーは作動が軽い。本品のファスナータブには社名入り。
右の布地が
C2旧型F-VBF122。
どこになにが入っているか見える透明素材が思いの外便利で、店頭で買ったのち通販で買い増ししました。
塩ビシートは数年で劣化し始めると予想しますが、三〜四年はもつと思うので、学生には十分でしょう。
