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プラチナ万年筆 プロユース171 MSDA-1500
2024/06/20 06:00



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 製図用シャーペンの長いスリーヴは折れやすいことが知られています。
プロユース171は芯パイプ(スリーヴ)を覆う部品が迫り出して保護、さらに筆圧を吸収して芯折れを防ぐシュノークシステムを搭載した製品です。
2017年5月発売、2024年製造中止? 日本製。店頭購入。
0.3〜0.9四芯径、付属芯3本

芯パイプ(スリーヴ)長4.5mm、真鍮チャック、ノック負荷約850〜1,200g、.9mmが最も重い。
芯繰出し量.3 / 0.5mm
.7 / 0.6
.9 / 0.7〜0.8
残芯15mm、がんばれば11mmほどまで短くできます。

 特長のシュノークシステムは
1) 芯クッション(セーフティスライド)機構
2) 芯パイプ(ガイドパイプ)長さ調節機構
から成ります。
・1) 芯クッション(セーフティスライド)機構
垂直方向に約450g加重されると芯が引っこんで、芯折れを防ぎます。
後軸を約135°回して切り替えますが、目視ではON/OFFがまったくわからない。
私は後軸を回そうと軽く力をかけて、どちらへ回りそうかで判別しています。

この機能は、製品貼付ラベルには芯クッション、公式サイトではセーフティスライド機構と表記され、他社が筆圧吸収機構と呼んだりしています。
・2) 芯パイプ長さ調節
回すと前進し、芯パイプ(ガイドパイプ、スリーヴ)を覆う。
芯パイプが隠れていてもいなくてもノック可能。

ほぼ面一になります。携帯にものすごく便利。

双方の機能は連動せず、芯クッションONにするとガイドパイプが完全に覆われる、といったことはありません。

芯先を見易い。

 グリップが長くてよい反面ローレットが少々甘い。
私有品の.9mmが長期在庫品だったらしくローレットがだいぶ甘くなってました。できれば箱入りで出荷してほしい。

 ポケットクリップが長くて手に干渉しやすいのが欠点。
同社プロユース300用と同一、同社プレスマン用とほぼ同型。
脱着可能、ただし素手では外せず、また戻す際に手間がかかります。
 クリップを外すとさらに書きやすくなりますが、よく転がります。

 ノックボタン天頂の芯径表示は、光の当たり具合によって見やすさが変わります。
芯硬度表示はパイロットSシリーズ並みにズレやすく、あんまり当てにはできません。

替えゴム100A1、突き針なし。
消しゴムはロットリング500及び600シャーペン用と互換、ロットリング現行は突き針なし。
トンボ モノテック1000用(突き針あり、製造中止)とも互換します。
またぺんてる〈クリーナーピン付き〉PPE-2で代用できます。ただし奥まで入りません。

口金分解
一応紹介しますが不必要に行うことではありません。

1) グリップと後軸の境目の金属鐶、幅1.5mmくらいを押さえながらグリップを(ノックボタン側から見て時計回りに)回して外します。
2) 口金(テーパー、ガイドパイプ覆い)を回し、ばねとともに外します。
3) 口金(芯パイプ)を回して外します。
分解時、芯クッションON/OFFどちらでもいいと思いますけど、口金(芯パイプ)分解時にはOFF、グリップを組み付ける際にはONがいいかもしれません。



 筆記用としてはパイロットS10よりいい。
あれはグリップが口金付近で細くなるのに対し、こちらは直筒で動かしやすい。
製図用としては(直立させて線を引くには)S10がいいと思います。

 芯クッション機構を搭載している製図用シャーペンは以前にも存在し、切り替えもすでにファーバーカステルTKファインバリオにありました。
ガイドパイプ保護と組み合わせたのも初とは言いがたいのですが、とても有用です。

 公式サイトでは限定商品扱いになりました。今まで定番品だった品が限定になるのは、在庫限りで終売つまり製造中止の可能性があります。
ですがあと五年くらい製造を続けても売れそうな気がします。


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