ボールペンなのに書き味がやわらかく、ペン先が前後動して書くことを楽しめる水性ボールペン。
0.5mm、0.7mm、使い捨て。キャップに通気孔あり。
2015年11月発売、たぶん日本製。


なめらかに、かなり軽い筆圧でも書ける。ボールペンに適した筆記角度90°〜60°より浅い角度でも書けます。
筆記角度高く立てて書くと逆に書きづらいかんじ。
ペン先が筆圧に応じて前後動し、インク流量を最適化する、とのことですが、全般的にインク流量が多く、線が太い。0.7で1.0の太さ。そしてよく滲んで裏抜けします。


右が同社ビジョンエリート。かっちりした筆跡になる従来の水性ボールペン。
ボールペンは油性にせよ水性にせよ万年筆よりペン先が堅く、そこで好悪がわかれるのですが、本品のプラスティックペン先はボールペンとしては書き味がやわらかく、ボールペンでも万年筆でもなければミリペンでもない書き味になっています。
ペン先が前後動するからといってブレることもありません。

黒赤青3色のうち青を除く2色で試しました。黒0.7mm、赤0.5mm、それに同社ビジョンエリートUB200 0.5mm。
筆記距離;不明
インクは耐光・耐水性が高く、また修正テープ上でも色が淡くなりません。
染料系かと思ったんですけど、顔料系かもしれませんね。
インク流量が多く、書き味が良い反面、インク乾燥に時間がかかり、紙によってはすぐに乾かないのが難点。
この耐候性試験で使ったロディアメモ用紙では乾きにくく、黒と赤が混じってしまいました。
また滲みやすく裏抜けしやすいのは(原稿用紙を例外として)事務用とは言えず、ちまちま書きこむことには適さない。
インクが滲まなければマンガ用途でリピーターを掴まえられたかもしれません。
明瞭な筆跡を残す同社ジェットストリームやシグノ、ビジョンエリートと方向性が異なり、そこが短所かつ長所で、日本市場と北米市場とで評価がわかれています。
全般的に細字好きである日本人には署名する習慣もあんまりないためか、(私が知るかぎり)あんまり評価されてませんけれども、北米では歓迎され高評価です。

競合しそうな品。同社
シグノノック式1.0mmゲル、楽ノック1.4mm油性、ohto筆ボール1.5mm水性。
インクが古いことと冬であるためにシグノノック式と楽ノックの筆線が細くなってしまいましたが元来もっと太い。

同社プレスリリースに見られるカリグラフィ風ペンタッチは、私には再現できませんでした。
左側はロットリング アートペン カリグラフィ1.9mm。
ブログ休止します。