2015年2月、ノック式顔料ゲルインクボールペンに新商品が加わりました。
キャップ式の同社ボールサイン80をノック式化した製品にはすでに
ボールサインNXがありましたが、今回、値上げされ、全40色へ色数が増やされました。
0.4mm/GBR154スタンダード15色
0.5mm/GBR155スタンダード15色
0.6mm/GBR156メタリック5色、ネオン5色、パステル5色、フチドリ5色
0.8mm/GBR158ラメ5色
前軸と後軸の接合部の模様がインク分類によって異なります。



ノック機構は平凡な形式になりました。ノック負荷約250g。
NXはクリップリリース機構つき、650gくらい。

小さなクリップは、短くて手に干渉しない反面、ペン軸と密着しておらず、薄地では挟持力が低下します。
ゼブラ サラサクリップやパイロット ジュースとは直接対決しないようです。

グリップは、ゴムグリップより堅く、汚れを吸着しない透明エラストマ樹脂です。

口金周りが厚ぼったくなり、ペン先付近を握りやすくなりました。
ペン先が見づらいなーと感じたら、NX軸か他社軸へ替芯を換装するのがいいでしょう。
前軸(グリップ部)をねじって外し、替芯交換。替芯表面が塗装され、インク残量
◆替芯R-GBP φ5.6mm×111.5、ペン先径2.3mm、JISゲルJ型、セラミックボール、日本製
3色(黒赤ブルーブラック、0.4、0.5)のみ
色数が少ないのは残念なところですが、なんとブルーブラック替芯が供給されるとは、時代が巡ってきた。
互換性:同社ボールサインNX用
R-GB他へ転用:ゼブラ
サラサクリップ、ぺんてるハイブリッドテクニカノック及び
エナージェルと
エナージェルXそして
ハイパーG、三菱
シグノノック式及び
シグノRT1そしてジェットストリームSXN-150(-250不可)

1)静置
2)日光曝露一ヶ月
3)水浸漬1時間
4)アルコール浸漬1時間
各紙片、一行めが本品、二行めがNX
ネオンレッドが水で少し流れた程度で、耐光・耐水・耐アルコール性いずれも優良。
ブルーブラックとネオンレッドの間にパステルホワイトがあります。
白は修正液の代わりにはなりません。
筆記距離;問合わせたら0.5mmしか回答されなかったため、それをもとに推定しました。
※2016年2月29日追記:筆記距離について後日回答があり、訂正しました。インク種によっても違いが表れるとのこと。
0.4mm/約500m
0.5/約500
0.6/約150〜250
0.8/約150
ボールがステンレスになったかと感じたんですが、見たところセラミックのままでした。
書き味は良好。ただ数ヶ月放置すると「中抜け(筆線の中央でインクが淡くなる現象)」しやすくなります。

上から
パイロット ジュースゼブラ サラサクリップ本品
サクラ ボールサインNX三菱シグノRT1 部品数が減ってボールサイン80並みに簡素になり、複数本携えるにも都合よい細軸。
商品性格が似ているサラサクリップ(37色)とパイロット ジュース(26色)は優れたクリップがかさばってしまい、本品はその隙を突いた設計です。
同価格の三菱シグノRT1(10色)とは、インク色数で本品が上回ります。
たくさん持ち運べる点では、
三菱スタイルフィット(16色)と
ゼブラ プレフィール(15+11色)の単色が競合品になり、本品はそれらより替芯容量が大きく握りやすい。
こうして他製品と比べるとなんとなく立ち位置が浮かび上がってきますが、それは相対評価であり1位か2位かを決めているにすぎず、絶対基準をもって比較せずに評価することもできます。
すなわち、自分に合うかどうか、です。