薄っぺらいのに長くてかさばる定規を、伸縮式にしたのが今回の製品。
10⇔18が2012年10月発売、16⇔30が2011年9月発売、今回は短いほうです。中国製。
伸ばすときは、定規の端を引っ張って伸ばします。
縮めるときは、継ぎ目を斜めに押してがくんとずらし、収納します。
収納時、継ぎ目の矢印部に指をぶつけることがあるので注意。
伸ばすときも縮めるときも、灰色のクリップを押さえず操作します。ここで伸縮定規を固定しているのです。
継ぎ目は一見ぴったり合っているようですが、線を引くと継ぎ目でわずかにずれるので、線引きにはあまりよくありません。
透明部のエッジ(定規の縁)が2mm、製図用シャーペンの口金が干渉することなく線を引けます。
また、ボールチェーンが定規を浮かせないよう工夫されています。
芳しくないけれども、おもしろいアイデアでした。精密な製図でなければ役に立ってくれるでしょう。