アフィリエイトの文具評論家ブログ
クツワ シャーペストコンパス SP001
2011/10/28 06:00



ケトルVOL.03

 文具が流行しているようです。今の文具業界に流行を下支えする広告費を捻出できるとは思えないので本当に流行っているのかも。この本も最近出たばかり。

 この種の本は商品を集めてページを埋め尽くすのが常道ですが、ちょっとずらして一品一ページ(定番品のみ)だったり文具店を訪ねたり、インタビュー記事が中心だったりします。
 それでも文具を集めて撮影した見開きページもあって、このページはなぜか目次にも載っていないのですが、歪みなく撮影された写真には感嘆します。
蛍光イエローだけを集めたページもあるんですけど、色の再現が難しかったらしくすべて黄緑がかっているのがおかしいですね。

 ほかにも鼻ペングラビアや博報堂が関わっていることなどありますが最も注目すべきは、スリランカの黒鉛鉱山坑夫ポディマハッタヤの名が目次にあること。
Amazonでこれを見つけたとき、本人が寄稿しているのかと色めき立ってしまいましたが、1200字あまりの記事のうち、本人の言葉は69+14字それに写真2葉でした。83字! 83字ではないか! 三点リーダー含めても84字ではないかッ!
引用すれば「日本の教科書に自分の話が選ばれたことに、すごく感謝しています。また、当時、私が削った黒鉛が日本の子供たちの鉛筆に使われたことは、大変光栄です」「実は、鉛筆はあまり使いません…」前掲書p25

シャーペストコンパス ブルー

シャーペストコンパス シルバー

クツワ シャーペストコンパス ピンク

 コンパスからシャーペンへ変形する「書けるコンパス」。これは後続商品と変形合体するに違いない。
0.5mm替芯つき、ベルマークつき。全4色。製造国表記がありませんが中国製と思います。2011年7月?発売。

亜鉛ダイキャストいわゆる超合金製。塗装仕上げされ、金属臭が手に移りません。
クリップがあるのでポケットにも挿せます。

・コンパスとしては、
最大作図半径約140mm。
脚を開いても持ち手が常に中心に位置する中心器つき。
 針がついた脚を内側に折りたたんで閉じるとシャーペンになり、また針先が内側に直接触れない工夫がされています。
・シャープペンシルとしては、
芯径0.5mm、芯繰出量0.9mm。
消しゴムなし。芯容量は一本まで、二本めからは折らないと入りません。
 持ち方を制限されやすいペン軸形状ながら芯先と中心軸線が一致し意外に書きやすい。但し芯が偏減りします。
ノックボタンが押しづらそうだなあ、と思ったんですが工夫すれば手のひらで押せたりします。
ただ、シャーペンとしてはやはり補助的なもの。これ一本で全て賄うのはおすすめしません。
 0.5mmシャーペンなのに直筒スリーヴには0.7mm芯が通る。なので作図中に芯がブレる。
また、針先が傷まない工夫が為されているにもかかわらず私有品は針先が完全に尖っていませんでした。



 対象が小学3年生以上。とてもおもちゃっぽいんですが、有機的(生物的)なラインで構成され、ディテールにちゃんと意味があるのがいいですね。


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