訪問:鮫柄学園
先日お会いしたお兄さんは江ちゃんのお兄さんでした。


「なんでお前ここにいんの?!」
「ぴーちゅーちゅ!(凛に会いに来たんだよー!)」
「きいろがお前に会いたがっててな。」
「ドヤ顔すんじゃねーよ!ってお前も頭に乗ってくるな!!」


本日やって来ましたのは鮫柄学園。凛の学校だってなぎちゃんが教えてくれたから、ついていきたい!ってハルちゃんにお願いしたのです。案外あっさりおっけーくれたよ!!


「きいろちゃん、練習中はあんまりうろうろしちゃダメだよ?」
「ぴーぴ!(はーい!)」
「プールにおっこちたりしないでね?」
「ちゅー!(へーき!)」


わたし泳げないわけじゃないんですけどね、ちょっと手足短すぎて、溺れているように見えるんですよね。初めてお風呂に入った時にハルちゃんに言われました。


練習が始まれば私は暇人。江ちゃんも最初は遊んでくれてたんだけど、アップが終わるとマネージャーさんのお仕事スタートみたいで放置プレイ。…うろうろしちゃダメってマコちゃんと約束したけど、あっちのほうなら行ってもいいかな…プールサイドだとみんなの目に入るけど、更衣室の方なら許されるんじゃないかな?


「ぴーぴかぴーちゅーうー(このながーいなーがいーくだりーざーかーをー)」


ノリノリの私はただいま二足歩行でお散歩ちゅうでございます。鮫柄学園って結構強いんだなあ、トロフィーとか表彰状がたくさんある。え、いまどこにいるのって?更衣室ですよ。鮫柄って男子校なのかな、更衣室に続く道が一個しかなかった!


「(みんなオトコノコなんだねえ。)」


一番下のロッカーに置いてあったのはあれです、年頃の男の子たちが読みたがると言いますか、あはんうふんなお姉さんが乗ってる本がありました。すっかり忘れてたけどさ、男子高校生なんてそんなもんだよね。うちの相方が可笑しいんだよね、あの人水に対する欲求しかないもん。


「ぴー(いいもんみっけ)」


まだまだ時間はあるので少々ここらで昼寝としますか!





もう振り向かない方がいい
(こんなとこに居たのか…)

20140209 by69


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bkm