電波少女と青春学園
2012/05/18 18:57


テストの山場を越えました。

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「ふっじーおはよーっ!」
「おはよう、今日も相変わらず元気だね」
「さっき海堂君が猫と戯れてるとこ見たからね!今日はきっといいことあるぞ〜」

青春学園中等部三年三組
彼女のあだ名は『電波少女』

「電波ちゃん、窓から顔出して何してんの?」
「今交信中。」
「…交信?」
「そうそう…はっ!今日のラッキーカラーは赤と青…菊丸君!テニス部のジャージを貸したまえ!」
「ええ?!ラッキーカラーって2色?!てかジャージ返せぇぇええ!」

「…何故お前がレギュラージャージを着ている。」
「今日のラッキーカラーが赤と青なんだ。だから菊丸君が貸してくれたの!」
「(ラッキーカラー…)それはまた例の交信とやらか?」
「いえす!手塚君のラッキーカラーは紫だって〜」
「…空を見なくても交信、できるのか?!」
「これはクマちゃん情報!てことでグレープの飴あげまーす!」

『電波少女』たる所以は屋上で空に向かって念力のようなものを送っていたとこを桃城が見かけたことがきっかけ。
それからはあらゆるモノと会話する彼女を見て皆がそう呼ぶようになった。

「あ、電波の先輩」
「よーリョーマ君。君もクマちゃんと一緒にメロンパン食べる?」
「いらないっスよ。俺寝に来たんで」
「残念だなあー。じゃあこれを貸してあげるよ」
「…レギュラージャージ?」
「そのうちここ日陰になるからさ!ついでにそれ菊丸君に返しといてー」
「パクったんすか…ま、ありがたいんでいいっスよ」

「河村君河村君」
「どうしたんだい?」
「今日お寿司食べに行っていいかな」
「そんなこと俺に聞かなくても、いつでもおいで?」
「やった!クマちゃんがお寿司食べたがってたからさ〜」
「(相変わらず基準はクマなんだ)」

学校では浮いた存在だけどみんな彼女のふわふわした雰囲気に魅了されててよく餌付けしてます。
ある意味青学のマスコットです。

「おい手塚!この雌猫はなんだあーん?」
「ああ、彼女は青学の」
「うわ!ほんとに泣き黒子あるー!ふっじーの言う通りじゃん!しかもあーん?だってー」
「ちょっ声がでかいぞ電波ちゃん!」
「大石君はいつも通りだね!その触角でお空と交信しないのー?」
「しないといつも言っているだろう!ほら英二たちのとこに行っておいで」

「…彼女は青学のマスコットだ。」
「…手塚お前テニスと勉強のし過ぎで頭沸いたんじゃねーの?」


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やらかしてる(笑)
ちょっと楽しかったからいーやっww

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