越前ツインズ
2012/03/31 13:55
越前に双子が居たらどうなるんだろ
私的にリョーマと正反対の性格希望。
――――――――――――――
「おい越前!お前双子が居るってほんとか?」
「…なんで知ってんスか」
「否定しないってことは居んだな?!いやー大石先輩が保健室で会ったらしくてよー」
「(こないだの怪我か…)しょっちゅう怪我してるから」
どうも、青学一年の越前リョーマっス。実は俺、双子の妹が同じ学校に通ってて。
別に隠してたわけじゃないよ?言う必要無かったから言ってなかっただけで…
「リョーマー!ちょっと来てぇー!」
「もしかして、あれか?」
「っス。ちょっと行ってきます。」
片割れはすんげぇー五月蝿くて落ち着きが無くて゛ゆっくり゛って言葉を知らない。ジッとしてるのが大の苦手で(これに関しては人のこと言えないけど)(てか親父譲りだろ)いつも走り回ってる。おかげで膝にはしょっちゅう絆創膏が貼られてます。
「どうしたの」
「今日部活なのにTシャツ忘れちゃってさー貸して!」
「…昨日準備出来た?って聞いたよね?」
「ちゃんと机の上に置いたよ!けどそのまま…」
「はあ…ん。汗はいいけど汚さないでね」
「ありがとう!寝転がらないようにする!」
満面の笑みで去っていく片割れ。
アイツはテニス部じゃなくて陸上部に所属してる。アメリカに居る間は一緒にテニスしてたんだけどね、気がついたらアイツはラケットをショーケースに仕舞っていた。
「越前とは正反対だな」
「むっちゃ明るいねー。」
「でも髪色は同じだったな」
「顔も随分似ていたよ。さすが双子だね」
「俺思ったんスけど、雰囲気金太郎に似てません?四天宝寺の!」
「「あー!」」
「…あんなのと一緒にしないでよ。」
まあたしかに遠山に初めて会ったとき咄嗟に片割れの顔浮かんだけど!あまり認めたくない事実なんだからやめてよね…。
「リョーマっ!お寺行こー」
「え、テニスすんの?」
「゛親父゛が呼んでるんだ!」
「真似しなくていいから。…お前はやんないの?」
「まーだだめ。さっ行こう!」
アイツがやらなくなった理由はわからない。それまではなんでも知ってるつもりだったけど。双子なんてそんなもんなんだろうか…それって、なんか寂しいかも
――――――――――――――
終わりが見えなかった(笑)
これはリョーマがお兄ちゃんだなー
妹がテニスやらなくなった理由がお父さんの嫌がらせ的な指導だったら面白いかも。
prev | next