濁る手足

心臓を待たない言い訳

指先だけ夢中

消えたピンチヒッター

嘘をほっぺたに詰めこんで




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八重歯に刺した言い訳

奏でた音を飲み込んだ

ふんわりと消えたいくらいよ

君に、痛みに、さよならを

りぼん結びのしっぽ




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泡みたいに初恋

好き、で何が救える?

君に染まった私は消えます

とんでもないなんて、ね。

悪い大人に騙されたい



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サングラスと短いハグと。

スープをすすってパンをかじってやっぱりきみは戻らない

明るい星はこちらを見ない

カーテンごしにキスしよう

たまには美しさを忘れてよ




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