「あぁ…っ!!ジャイロ…っ」
腰を捕まれて、そのままガツガツと腰に打たれる。質量の多いものが、ジョニィの中をかき乱す。毎度襲ってくる快楽に意識が飛んでしまいそうになるが、そこをなんとか飛ばないように行為に集中する。
「ふっ、…ふぅっ、…」
ジャイロの短い息遣いが行為の勢いを表していて、ジャイロも熱くなっているのだと知る。
長い髪が、揺れ動く。その動作に合わせて。
まるで踊っているかのように。
首筋に腕を伸ばすとジョニィはそのまましがみついた。愛しい人との至近距離。こんなに近づけるのは、恋人である自分にだけの特権。
左頬にキスをした。
ジャイロはキスに気付くと、今度はジョニィにキスをした。
唇にされたキスは段々深いものへと変わっていく。
「っふ…、あぁ…っ」
熱い舌がお互いを求めるように絡み合う。口内に息を吐きながら、唾液と一緒に混じり合う。
「…ジョニィ…、」
ジャイロが口を話すとジョニィに呼び掛ける。
そしてそのままジョニィはベッドに倒れこむ。
「な、なに…?」
「お前さん…今すっげぇ、いやらしいぞ…、」
自分を見下ろしながらそう吐いたジャイロを見上げ、ジョニィの頬がさらに紅く染まる。
「は、恥ずかしいからやめろよっ…!」
そういってまたジャイロの首にしがみつく。ジャイロは、まるで我が子をあやすようにジョニィの頭に手を置き、金色の髪を優しく撫でた。
「可愛いって言ってんの、」
「どこが。」
不貞腐れているジョニィの右頬に、そっと口付けをした。
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久々にジャイジョニ書きました!
20130104
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