飼い猫ですが



『というわけで、由良は良の飼い猫になったと伝えてくれ。』


そういうと、川原さんはニコニコと笑いながら頷き、「めでたい、めでたい」と言いながら食器を下げはじめた。


何故めでたいのかわからん。


『ああ、それと今夜は泊まっていきまっし(泊まっていきなさいな)。布団は用意させますから。』


『そうする。』


あ、ここに寝るんだ?俺眠れるかな。


『安心しろ、飼い主だからな。一緒に寝てやるよ。』

「お願いします。」


正直、一人とか無理。この世界を知らないから、俺にとって総てにおいて闇同然なんだ。だから、甘えても俺は悪くない。そうだろ?




現在・深夜、せーもます(気をもむ)のは明日にして眠ろう。

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