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そういえば律って頭いいから違う偏差値高い学校行けそうだけどモブと同じ塩中なんだよね。
生徒会長とか見てても塩中はそこまでレベルは低くなさそうではある。
モブがツボミちゃんと同じ学校に行きたくてめっちゃ頑張ったとか?
律的には余裕だけど律が塩中を選んだ理由ってやっぱりモブがいるからとここまで考えてやつらが中学生なのを思い出した。


ということは塩中はいわゆる小学校からエスカレーター式に上がるもので当然モブはそのまま入って律は私立とか受験しようと思えばできたけどモブがいるから受験しなかった…?
モブがいるから…うーん…

やっぱりコンプレックスは抱えててでもわざわざ受験してまで逃げ出すほどではなくて、通学も楽とかそんな理由が妥当かな。

尊敬と恐れとコンプレックスと複雑な感情を抱きながらもわざわざモブの傍を離れる理由はないという理由をつけて大好きな兄の傍にいたい律とか。
離れすぎず兄を視界の端に捕らえておきたい律とか。

モブは律が塩中を選んだことを素直に喜んだろうな。
ましてや一年にして生徒会役員になるとか、自慢の弟だろうな。


モブは超能力を持ってるが故の苦悩を誰にぶつけるでもなく一人で消化させてきてて、自分ができないことができる律を素直に賞賛している。
超能力は全然引き合いに出さないのがモブのすごいところだよな。
「でも僕は超能力使えるし」と思いそうなところなんだけど。超能力は不自然でいらないもの。と割り切れてるからかな。
勉強ができる方がモブにとってはすごいこと。ただモブは勉強できない僕って…と卑屈にもなってないよね。超純粋。僕も頑張ろう!とは思うのだろうけど。
そういえば本編でモブは自分に自信がないって言ってた。
できない自分は認めているけどできる弟を僻んだりはしない。


対して律の劣等感っぷりは凄まじい。
子供のころなんてなおさら特別な力に憧れるものなのに更に兄がそれをもってるとなるとやっぱりいずれ自分にも眠れし超能力が目覚めるのでは!?とスプーンと睨めっこの日々になるのはよくわかる。
今度こそできるのでは?と期待と絶望を繰り返してたら諦めな気持ちにたどり着いちゃう。今度こそできるが今度もできないになってどんどん自分を追い詰めちゃったんじゃないかな。
そこで律は兄と比べて僻む気持ちも生まれる。兄さんに出来てなんで僕に出来ないんだ。尊敬と憧れの奥にいつもチラつくようになるんじゃないかな。で、そんなことを思う自分にも嫌になる。


あと二人の両親が何気にすごいと思う。
超能力も特技?というよりは癖みたいな感覚で見てて全然モブに特別扱いがない。
むしろ頭のいい律のことが自慢なことのほうが強くてモブにあんたももっと頑張りなさいよときたもんだ。その通りだけど。
めっちゃ普通なんだもん。すごいわ。
なんか裏があったら驚くけど。





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