おはなし 4/6 23:58





『多分あいつ目が見えないんだ、
両方な。』(伊達政宗談)
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サス「いやぁ、まじ校長話ながかったねー伊達ちゃん」

ダテ「お前寝てたろなに言ってんだ」

サス「寝てないよ、隣の女の子の会話聞いてたの!」

ダテ「気色わるっ!お前思春期の中学男子か!」

サス「となりに居た金髪の子、可愛かったなぁ‥‥しかも、ぼん、きゅ、ぼんだしさぁ‥‥もう、おれさま決めた、あの子にロックオン」

ダテ「って決めんのはやいだろ!お前絶対失敗ばっかするタイプだろ!」

サス「だって胸でかかったよ?顔いいのに胸でかいなんてもうおれさま行ってくる!(ダッ」

ダテ「ぇえええ!?ちょ、おま、どこいくんだよ変態!」

サス「メアドと住所聞いてくる」

ダテ「え、お前家にいくつもりか?家にいくつもりか?入学式早々に口説くとこぶっ飛んでないか?」

サス「えー胸でかいのに何が不満なのさ伊達ちゃん」

ダテ「お前胸から頭はなれろよ!」

サナ「あの‥政宗殿、(ヒョコリ」

ダテ「!お前は‥‥幸村!(ビックリ」

サナ「お久しぶりでございます、政宗殿。(チラッ」

ダテ「お前、この学校だったのか‥‥!」

サナ「どうやら、某、政宗殿と同じクラスでございました。知らない面々がたくさんなので、少々心配だったのでございまする‥‥(チラチラッ」

ダテ「おう、仲良くしようじゃねぇか幸村。剣道、入るだろ?」

サナ「勿論、そのつもりでございますが‥‥その前に、その‥‥(もじもじ」

ダテ「あ?どうした幸村」

サナ「そ、そちらの方は‥‥(赤面」

ダテ「え‥いや、なんで赤らめてるんだおい幸村、おい‥‥!」

サナ「ど、どちら様で‥‥?(赤面」

ダテ「え、人見知りで照れてるんだよな?人見知りで照れてるんだよな?そうだよな!そうだと言ってくれ幸村!(ガタガタ」

サス「‥‥‥‥‥」

ダテ「‥‥‥って、猿飛?」

サス「‥‥おれさまの、ハートにストライク‥‥!か、可愛いね君!!」

ダテ「ぇえええええええええ!!??」

サナ「そ、そうでござるか‥?貴殿の方が‥」

サス「おれさまの名前は猿飛佐助!(バチコン」

ダテ「ちょ、ちょちょちょ」

サナ「佐助か‥‥いい名前だ」

サス「で、で、君の名前は?」

サナ「真田幸村でござる。」

サス「ござるってもーなにまじかわいいたべたいもー!つきあってください!」

ダテ「ってはやいわ!ちょ、猿飛、ちょ」

サス「もーなにー?伊達ちゃん(デッレデレ」

ダテ「おま、‥‥お、女大好きじゃなかったのかよ?(ヒソヒソ」

サス「やだなー、女の子は男の宝石箱でしょー?」

ダテ「意味わからないからな!なに上手くいいましたみたいな顔してんだよ!で、なんで幸村なんかにデレデレしてんだよ‥‥!(ヒソヒソ」

サス「いやぁ!あんな可愛い女の子はじめてみたよ!」

ダテ「オーマイゴットォォォォオ!!」

サス「メアドと住所聞かなきゃ」

ダテ「待ておちつけはやまるな猿飛!いいか、夢をぶち壊すこといってしまうが、アイツぁ、男だ!おとこ!」

サス「‥‥‥伊達ちゃん、そりゃあないぜ‥‥いくら自分がホモだといっても世の中女の子だっているんだからちゃんと現実うけとめ」

ダテ「ぁぁぁぁぁぁぁああ!なんか誤解されてる挙げ句になんか変な心配されたぁぁぁぁぁぁぁああ!!やめろぉぉぉお!そんな目で見るなぁぁぁぁぁぁぁああ!!!」

サナ「??(遠くて聞こえてない」

ダテ「い、いいか‥‥?アイツは男なんだ、ほら見てみろ、おれらと同じように、アイツも制服のズボンはいているじゃないか」

サス「‥‥伊達ちゃん、女の子はツラい事ほど強く隠すものなんだ。彼女は深い傷を抱え、それでもなお元気のように振る舞う。おれさまは、彼女の力になりたいんだ‥‥!(あわよくば付き合いたい」

ダテ「なにお前ドラマチックにしてるの!?少女マンガみたいな展開ならないからな!なんか男にひどいことされて、それから男嫌いを隠すために男になりきる女の子とかじゃないからアイツは!男子剣道の全国大会で準優勝した男だからあいつは!」

サス「‥‥え、伊達ちゃん少女マンガとか読んでるの‥‥?‥‥え、あ、いや、まぁ‥‥誰にだって趣味はありますものね」

ダテ「あ、あああああ!!ちがうちがうちがうからね!?俺はお前の妄想否定するために言ったのであってああもうお前めんどくさいな!!(イラッ」

サナ「佐助、いや、猿飛殿」

サス「うわ!え、なに?なになになに?」

サナ「実は、教えて欲しいのです、‥‥メアド」

サス「もちろんもちろんもちろん!いいよいいよ全然おっけーもーすき!」

ダテ「おいぃぃ!変な方向いってるぞ展開が!」

サナ「‥‥と、住所を(ニコッ」

ダテ「て、お前も家行く気かよ!!」

サス「なんて‥‥積極的な女の子なんだ‥‥!(ソワソワ」

ダテ「恋は盲目って言うけど度が過ぎてるからなこれ!」

サス「伊達ちゃん、」

ダテ「なんだよ」

サス「伊達ちゃんはコワいからすこし距離おいて友達なろうよ。だから、メアドはいつかね伊達ちゃん。いや、ほら、おれさま女の子好きだし、ね?」

ダテ「もうホモとかちがうからまじでもうほんっとやめてぇええええええ!(泣」









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伊達ちゃんが可哀想になってる‥‥‥(計算外

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