闇のこども 闇に一筋の光が差した坊やは顔を上げるやせ細った頬光を失った目乾いた唇かすれた声が母を呼ぶ“おかあさん”紡ぐコトバは“ごめんなさい”小さすぎる手がかすかに動く数えきれない涙の跡とまだ新しい傷の痕光に向かって手が伸ばされる深い悲しみ静かな怒り戸惑いと希望が古傷に写し出される冷えきった指と心が温もりに包まれる“温かい”初めて触れる優しさコワイコワイ…コワカッタ ← → 「#幼馴染」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -