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04



皆様、お久しぶり(?)です。
二次創作サイト『みてい。』の管理人の紫呉です。
初めましての方は初めまして。

ハイ、とういうわけで復活×落乱の雲雀成り代わり長編『学園一最強の男』の劇場版沿いが終わりました!
復活が再熱してからつい出来てしまったネタでございますが、自分も予想以上に面白く出来たことに嬉しく思います。
本当はね、恭弥君を教師にしようか迷っていました。
でも、やっぱり忍たまになった方が何か面白そうという神のお告げを受けて六年生として登場させました。
雅之助のもとに住ませたのはただの気分ですけどね☆
とても楽しく執筆させて頂きました!
風紀委員会を作ろうとした恭弥君は、学級委員長委員会委員長ですが、本当に最強だと思います。
匣とかリングは持っているんですけど、やはり時代を変えてはいけない、とかは思ったんでしょう。
いや、匣やリング無しでも勝てると思ったんでしょうね。
トンファーのみ忍者する恭弥君は私の脳内ではそれはもう格好良い出来になりました。

そして皆様、そろそろお気付きではないでしょうか?

当作品『学園一最強の男』は、まだ続きます!!
嬉しいですか?嬉しいです…よね?
あともう一つ、今度はオリジナル話を執筆していきます。
まぁ、ヒントが話中にあったんだけどすぐに気付きましたよね。もの凄く簡単でしたもの。

と、いうわけで『学園一最強の男』はまだまだ続きます!
オリジナル話という事で、少し更新に時間が掛かってしまいますが、頑張って書きたいと思います!


まだまだ稚拙ではございますが、これからも『みてい。』共々よろしくお願い致します!
以降はおまけのけまです!!


***



忍術学園に帰還した忍たま達一行は、それぞれ休息を入れていた。皆の課題も無事終え、怪我人も(保健委員会はお約束)それほど重傷を負っておらず、何事もなく終わろうとしていた。
しかし、彼はあの約束を忘れてはいなかった。

「さぁ、伊作」
「!?」

保健室に戻ろうとする伊作に声を掛けるのは恭弥。気配を消して向かっていたはずの伊作は自分の名前を呼び止めた彼に静かに従うしかない。ゆっくりと、油の刺さっていないブリキのように伊作は振り返る。
そこには、至極楽しそうな、そして肉食動物の如くギラついた目をする恭弥が。

「な、何かな…恭弥?」
「惚けても無駄だよ。約束を今ここで果たそうじゃないか」
「い、今…?こ、此処で…!?」

伊作は恭弥の言葉に驚くしかなかった。辺りには疲れていて休んでいる忍たま達、そして自分はまだ足が完治していない。
その状態で彼は自分に勝負を挑もうとしている。
鬼か。

「僕にとって時間も場所も関係ないよ。僕が戦い時に戦うだけだ」
「それを自己中だっていうんだよ?!」
「約束の事を忘れる気かい、伊作」
「あ、あれは…た、単なる手違いで…!!」
「男に二言は無いはずだよ」

言い返しても言い返される伊作。その様子を眺めていた六年生は、純粋に伊作を憐れむ。

「伊作の奴、見事に恭弥に乗せられてるな」
「バカタレが」
「不運だな」
「いさっくんの代わりに私が行こっか?」
「モソ…、小平太。するなら長期休暇にしろ」

六年生たちの会話に気付かないまま、伊作は恭弥に静止を求める。しかし、聞かないのが雲雀恭弥。

「それじゃあ、伊作」
「ちょ、ちょっと待ってよ恭弥…!!」
「待ったは無し」

問答無用で、恭弥は伊作を咬み殺したのだった。


学園一最強の男―忍術学園全員出動!の段―
第一部完結 2014.04.16
改訂 2015.03.08

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