バーンとガゼルの関係について(考察捏造)

捏造。冒頭は軽い暴力表現


「バーン、君は自分と同じ私だから殴るんだ!?」
「うるさい!うるさい!うるさい!」
バーンは何かを必死に訴えるように叫びながらガゼルに打撃を加える。
「かはっ!ああ…バーン、君が、自分を傷つけることで救われるのなら何度でも私を殴って良い。その傷みが君の救いになるのなら私をいくらでも」
「うっ、うるせぇんだよおぉおガゼルウウウゥゥッ!!」

ゴスッ

拳が深く鳩尾へ入ってガゼルが吐瀉した。
・バーンはどこまでもワガママで暴力的で簡単には手に負えない。
・ガゼルはそんなバーンのストッパーなる存在。ガゼルが自分とバーンは同じようなものだと思いだしたのは、ジェネシス計画によるハイソルジャー育成の頃から持ち得ていた。
・バーンとガゼルはけして仲が悪いワケではないが、友人というには酷く殺伐としていて淡白な関係。互いに目指しているものは同じで、二人ともグラン(というよりかはヒロト)が大嫌い。バーンはガゼルが止めに入らなければ暴力を止めることが出来ない。暴力による解決は何にもならないということは、バーン自身もわかっているが頭で考えるよりも先に体が行動に出てしまうタイプ。それをわかった上でガゼルはバーンに殴られる。ガゼルはその痛みをそういった方法によって共有して、不器用ながらバーンを心から包み込んでいるつもり。何故なら一番バーンに対して兄弟に似た何かを感じているから。だからと言ってガゼルが兄弟が如何なるものか知る由はない。


改変の余地あり。



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テーマ「人外ファンタジー」
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