雪村豹牙がこんなに面倒くさい奴だなんて知らなかった。(GO白恋/ネタ)

『宇宙の鳥』の縞との共有ネタ。
※果てしなく面倒くさくて、腹が立ち、頭にキて、怒号を飛ばしたくなるような、かっわいくねえ雪村を追求したら、ただじゃ済まなくなった。


1.吹雪先輩と雪村
「吹雪先輩、今日はバレンタインデーですね。いつも良い指導して下さってありがとうございます。これ、どうぞ」スッ
「わあ、ありがとう雪村」
「吹雪先輩、今開けて下さいよ。そのチョコレート俺も一口食べたいんです。下さい」
「図々しいね、雪村」

2.白咲と雪村
「お前、前は吹奏楽だったろ」
「ああ、そうだったけど」
「やっぱりなぁ。手つきいやらしかったからな、いちいち」
「え?」

3.王鹿「おめーで取れんだろ」
「あっ」かしゃん
「なあなあ」ちょいちょい
「…なんだよ」くるっ
「シャーペン取ってくれ」
「う、ん」下を向く
シャーペンは雪村の足元
(イラッ)

王鹿と雪村は同じクラスで席替えの罠で席が前後。

3.「で?」っていう
雪村「俺は酒の匂いで酔えるぞ!」
白咲「だから何だよ」
雪村「俺は炭酸水でほろ酔い気分になれるぞ!」
白咲「ほろ酔いの意味調べてこい」

6.王鹿「違わねえよ」
雪村「…」ぐぅ
ガタガタ机を動かしてみる。
雪村「…」ぐうぅ
咳払いをしてみる。
王鹿「それ逆に目立つぞ」ひそひそ
雪村「違うこれはそういうのじゃない」ぐううぅぅ

5.馬鹿と煙は高いところが好き
「yahoo!白咲、もっと早く走れ!」

雪村を肩車して校内中を駆け回ってあげる白咲の顔は諦観に近い無表情。

6.馬鹿と煙は高いところが好きA
ガンッ(扉のサッシにぶつける)
雪村「いたっ!今のワザとだろ!」
白咲「ワザとじゃないよ」
ガンッ(扉のサッシに再度頭をぶつける)
雪村「クソッ、コーチにもぶたれたことないのに!」
白咲「お前、馬鹿か」

7.ワカサギの天ぷらをキラキラした目で(涎を垂らしながら)待つ雪村
「油がはねると危ないから顔を近づけるんじゃありません」
「じゃあ、離れるから一匹頂戴」
油鍋を覗き込もうとする雪村をたしなめた所、雪村はそう言い、口を開けて白咲を見た。
「…」
白咲は渋い顔をして雪村の口の中に揚げたてのワカサギを入れてやる。その行動に悪気はあった。そして案の定、雪村は火傷をしたのである。
「うん、美味い!」
「唇腫れてるぞ」

8.ロールケーキを丸で食う
雪村「」もさもさもさもさ
白咲(切ってやろうと思ったのに丸のまま喰いだした…)
雪村「何でお前ナイフなんて持ってるんだよ。ああ、お前も喰いたかったのか。なら言えよ」(喰いながら喋るから口の周りにクリームやらスポンジやらの食べかすがついているにも関わらず渾身のドヤ顔)
白咲(イラッ)

9.白咲「黙って感謝して受け取れ」
白咲が昼時の図書室に訪れると、あまり見かけない先客を見つけた。雪村だ。今までに彼が読書をしているのを見たことがない白咲は、何だか新鮮なものを見る目で傍観する。
(あ)
良く見ると、雪村は本棚の高い位置の本を取りたいのか、背伸びをしていた。ただその指先は本を掠る程度で、取り出すことに成功しない。白咲はその光景に訳もなくほくそ笑んだ。
「あ?」
「ほら」
白咲は雪村の後ろに立つと、先程から指先が掠めている本を棚から取り出した。普段は雪村に対して優しく接してやることなどあまりない。今日はただ、気が向いただけだと白咲は自分に言い聞かせる。そんな白咲の心境を知らず、示された本を一瞥し、雪村は親切心を拒絶した。
「いいよ、いらない」
互いに苛立ちを露わにした顔に変化したのは言うまでもない。

10.白咲「俺じゃなくて椅子を使え」
白咲に馬になることを要求し、その白咲を踏み台に、先程白咲が戻した本を取る雪村。
「よし!」
「よしじゃないよ、よしじゃ」

11.白咲等を白恋から退学させることは、吹雪先輩の権限では不可能だと思うんだ
雪村「吹雪先輩!コイツ(白咲)のこと、いなくならせないで下さい!いつもスッゲー(沢山)お菓子くれるんだ!白咲、スッゲー優しいの!」
吹雪「ああ、うん。安心して。僕にはそんなこと…」
雪村「石はいなくなっても良いけどね」ボソッ

ザワッ

雪村「なーんてね☆嘘でした!お前ら、びっくりしたかよ!?」
一同(イラッ)

12.同学年かどうかも知らないが修学旅行ネタ
雪村「白咲達のグループに入れてくれないか」
白咲「…余ったのか?」
雪村「いや、断られた」
したり顔の、木瀧、氷里、真狩、留萌、王鹿。
白咲(あいつら…良くもこんな面倒くさいのを押し付けてくれたな)

13.同学年かどうかも知らないが修学旅行ネタA
白咲「後で覚えておけよ…」
真狩「記憶が生きていたらな」
木瀧「それより白咲は、雪村がはぐれないように常に観察を怠らないことだ」
白咲「面倒だ…」
氷里「これもキャプテンの仕事だと思って気楽に行くと良いさ」
白咲「キャプテンの仕事を軽んじて言うな」
氷里「ごめん」
白咲「お前達は知らないかも知れないが、雪村のお守りの方が責務が重いんだぞ」
石「マジか」
白咲「マジだ。覚悟はしておけよ石」
王鹿「ご愁傷様w」
留萌「笑ってやるなよ」

14.同学年かどうかも知らないが修学旅行ネタB 修学旅行先:東京
雪村「白咲、見ろ!こんなにも、空が、狭いぞ!」(両手を広げ、高々と大音声で主張)
白咲「ちょっと黙ってろこの馬鹿!」(頭を掴んで叱責)
石(数多の視線が、突き刺さる!)
雪村「馬鹿とは何だ馬鹿とは!馬鹿と言う奴が馬鹿なんだぞ」(頬を膨らませてむくれる)
白咲「やかましい!(畜生、むくれた顔がまた腹立つ!)」

15.同学年かどうかも知らないが修学旅行ネタC
雪村「何だあれは!」ダッ
白咲「一人で行くな!」ガシッ
雪村「あれも気になるな!」ダッ
白咲「もっと協調性を持て!」ガシッ

洞爺「キャプテン、お疲れ様。はい、ミルクティ」スッ
白咲「ありがとう洞爺。雪村はいつもああなのか」カシュッ
洞爺「自分はあまり雪村と接触がないのでなんとも」
白咲「そうか…」
射月「では俺が答えるとしよう。いつもああだった」
白咲「いつも、ああだった…?」ゴクゴク
射月「昔からああだったということだ」
白咲「射月、お前」
射月「小学校も一緒だったんだ」
白咲「それは、ご愁傷様…」
射月「やめろ。そんな哀れんだ目で俺を見るな。虚しさ倍増だ」
洞爺「射月も何か飲む?」
射月「やめろ。俺に優しくするな。泣くぞ」

16.同学年かどうかも知らないが修学旅行ネタD 四人「ふざけるな」
石「白咲、集合時間を過ぎてしまったぞ」
白咲「チィ、なんてこった。雪村の奴、どこに行ったんだ!」
射月「白咲」タッ
白咲「射月。どうだ、雪村はいたか?」
射月「駄目だ。行きそうな場所は一通り回ったが」
白咲「行きそうな場所が、わかるのか」
射月「やめてくれ、これ以上古傷を抉るのは」
石「一瞬、目を離した隙に見失うなんて…」
洞爺「一度、集合場所に行ってみない?」
射月「その心は?」
洞爺「雪村が迷子であるという旨を伝えるしかない、と思う」
石「腹を括るのか」
白咲「致し方ない。行くか…」


雪村「あっ、やっと来たなお前ら!」
白咲「?」
石「?」
射月「………!?」
洞爺「?」
雪村「先生方、本当にすみません。四人共迷いに迷っていたみたいで。けどこれで全員集合しましたね」
白咲「雪、村?」
石「あれ、なんで、ここに?」
射月「…」コツコツコツ
洞爺「射、月…?」
雪村「ほら、お前ら謝れy」グンッ
射月「雪村あぁあぁあぁあ!貴様あああああぁぁあ!」
雪村「!!?」
白咲「!?」
石「!?」
洞爺「え…ちょ…と、止めないと!射月を止めないと!」ダッ
木瀧「射月!」ガシッ
真狩「落ち着け!」ガシッ
射月「ふざけるなああぁああぁあ!!雪村、貴様ふざけるなああぁああぁあ!!」バタバタ
教師「…。雪村、どうして射月は怒っているんだ?」
雪村「えっ、俺にもちょっとわからないです」
王鹿「どうせお前がはぐれて、適当に歩いていたらここに着いた口だろ。四人は迷子の雪村を必死に探していたから集合に遅刻した。違うか?」
雪村「ちょっと何言ってるかわからない」
王鹿「お前、マジでいい加減にしろ!」


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一発噛ましたくらいでは収まらない。何発でも噛ましたい。


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