初めはこうだったんじゃね?(GO雷門/日常)

一年の時に
速水「あ…そこ俺の席」
浜野「ん?あっ、俺席間違えて座ってた?うわ、ごめんな!」
速水「(テンション高いな〜。こういう人苦手だよ…)いえ、お構いなく…」
浜野「あ、俺は浜野海士!これから一年、クラスメートとしてよろしく〜」スッ
速水「えっ?あっ…」
浜野「ん?」
速水「は、速水。速水鶴正」
浜野「速水鶴正な!よし、覚えたぞ。これからよろしくな鶴正!」ガシイッ
速水「い、いきなり呼び捨ては馴れ馴れしいですよ浜野くん」
浜野「あっ、ごめん。なんか慣れてくて、ははは。よろしくな、速水」キュッ
速水「こちらこそ…よろしく(手が痛い)」
こういうことがあってだな

そのうち趣味の話になってだな
浜野「俺小五の時に南から越してきてさ、あっちで海ばっか行ってたんだけどこっちあんま海ないのな」
速水「川があるよ」
浜野「川、そう、川!そうなんだよ!川があったから行ったけど、なんかやっぱり海と比べちゃ迫力に欠けてさー、船に乗って渡る気にはならなかったんだ。俺、代わりに何したと思う?」
速水「釣り?」
浜野「釣り、そう、釣り!えーなになに〜?速水エスパー?速水ってエスパー使えんの?すげーじゃん」
速水「違いますよ。たまたまです」
浜野「とか謙遜する奴に限ってマジ」
速水「本当にたまたまだし」
浜野「で、俺釣りが趣味なんだけど、鶴正はなんかそういうのある?」
速水「ナチュラルに呼び捨てしないで下さいって…これ何回目ですか浜野くん」
浜野「いひひひ…ごめんごめん」
速水「まあ…強いて言うならこれ」パッ
浜野「音楽?」
速水「まあ、一応音楽?」
浜野「超ベタ。それはコッテコテの趣味言いたくない奴の言うことだぜ」
速水「はぁ…。じゃあこう言おうかな。音楽聞きながら鉄塔まで毎日五往復」
浜野「へ…ぇ…。えっ?」
速水「最近この回数にも慣れてきちゃって、増やそうかなんて思ってるんですけど何回増やすべきだと思います?」
浜野「回数減らすべきだと思います」
速水「今度一緒にどうです?」クスリ
浜野「遠慮しとくわ。正直意外だよ」
速水「じゃあ仕方がないなぁ…。俺が浜野くんと一緒に釣りに行きましょうか?」
浜野「喜んでー!」
ってワケよ。

(2011/6.25)

したら、公式でやってくれちゃったワケ。嬉しくてこちとら小躍り(シャウトver)したね。

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