第一印象って当てにならないよな(チームK/ネタ)

1.ロッソ・グラナート
第一印象:明王に睨まれて息を飲んだ所にはじめ、恐怖を抱いているに違いない。

@
インディゴ「なあ、不動と言う奴、怖くなったか?」

間。

ロッソ「べべべ別にに怖くななんかななかかったたたぞ!!」
インディゴ「怖かったか、そうか」

A
ロッソを引き抜きますか?
はい ←
いいえ
ロッソ「お前達の仲間にはなれない」
円堂「どうしてだ?一緒にサッカーやろうぜ」
ロッソ「本当にすまない。嫌なんだ」フイッ

円堂と共に動いているメンバー三人の内一人が明王。

B
チラッ
(ロッソは明王と目が合う)
サッ
(勢い良く目を逸らす)
不動「何、俺がいるから嫌なのか」
鬼道「不動、何をしたんだ?」
不動「何もしてねえよ」
円堂「悪いことしたなら謝れよ」
不動「だから知らねえよ」

2.ベルディオ・ズメラルド
第一印象:3R系男子。

@
ローマを訪れる観光客は、己がこの美しく穢れを知る必要のない場所を、もっとぞんざいに扱うべきだ。
観光客はそうやってゴミを捨てていく。
(ジュースのパックを拾う)
持ち歩けば良いものを…。ただそれだけのことを面倒くさがる。
(何かが入っていたであろう紙袋を拾う)
わざわざローマを汚して帰るのなら観光客など来なければ良いのになぁ。

A
久々にローマの歴史的建造物に訪れた時のことだ。廃棄物の有無を確認しつつ歩いていると、一点がやけに騒がしかった。
ザワザワ ザワザワザワザワ
何の騒ぎだろうと駆け付ける。しかし目標と思しき廃棄物は目に入ってこない。
「ん?」
(壁の落書き)
「ぎゃあああああぁぁぁああああ!!」
顔を上げた先になんとも不快な話だが、落書きがされていたのだ!
↑ここまで回想

「目が覚めたら病院にいたんだよね」
「ショックで気絶したのかお前は…」

B
ベルディオを引き抜きますか?
はい ←
いいえ
「断る!」
ベルディオはふんぞり返って意向を示した。それなりに背が高いので様になるがそれが余計に腹立たしい。
「一応聞くけど、なんでだ?」
「ローマにある宮殿に描いてあった落書きが日本の言葉だったんだよ!読めなかったけど」
「なっ、なんで日本語だってわかったんだ?」
ベルディオの迫力に円堂はたじたじだ。
「君達の特訓メニューを見ていたら…似たような字があって…」「因みにどんな落書きだったんだ?」
「聞いてくれるのかい?優しいな、エンドウは」
「………」
そう称えるベルディオの前で、円堂は苦笑いを浮かべていた。そのことには気付かず、紙に見た落書きとやらを彼は描く。「こんなの」と言って見せてきた落書きは、誰とぞ良く知る相合い傘、それであったのだ。

3. ビオレテ・アメティスタ
第一印象:誰彼からも嫌われている。

毎時オルフェウスが練習を行っていたコートでの練習後、腹を空かしたビオレテがわざとらしく呟いた。
「腹減った」
「俺は何もつくれないぞ」
「これだから平民は」
ビオレテとデモーニオの会話を聞き、どこか馬鹿にした風にロッソが言ったかと思えば、彼はイタリア宿舎のキッチンへと向かう。しかし、ビオレテの呟きに応えたワケではない。
「何をする気だロッソ?」
「俺が腹減ったから飯をつくるのさ」
デモーニオの問いかけに対し、手振りをしながら言った。その言葉に反応したのは勿論ビオレテで、その後方を歩いていたベルディオが「うわ」と顔を引きつらせる程の食いつき様が展開される。
「えっ!じゃあ俺の分もつくってくれよ」
「はぁ!?何でお前の分まで」
「ケチくさいことを言わないで、つくってくれよ!二人分」
ギンッ(ビオレテの スゴい 眼力 攻撃 !)
「…ああ、ああ、わかったから…もう」
(効果は抜群だ!)
「ィイヨッシャアアアアアアァァァァァァァ」
(コイツ面倒くせえ)
その後三人は口々に「苦手」だの、「嫌い」だのと言い、あのデモーニオでさえ「友達なのにフォローもできない」と嘆いた。


どうかしてたぜ。





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