マークとディランがコカ・コーラ吹くだけの話 2

※ユニコーンを知らなかった頃のあれ
※マークがボケ

「あ、ほらいたぞ」
「サングラスかけてるとは聞いていたけど、マジなんだ」
「あっ、そうか。土門はずっと合ってなかったもんな」
「そこの美形も一瞬目を疑ったよ。一皮以上に剥けた感じ」
「あんまり誉めると夕飯も奢ってやるぞ」
「本当…嬉しそうだな…!」
「マーク」
「どうした一之瀬」
「ディラン、こっちにチャリで向かって来るんだけど空港にチャリってジョークにしても笑えないよ!いっそ痛いよ!」
「チェ…チェ…何だって?日本語ヤメテー、不安になるよー」
「オイ、いつ止まるんだ」
「Hey!カズヤ、アスカ!」
「うっわ!」

キキィッ

「よっ、と」
「ごばぁぁぁぁぁ」
「ひィっ!いきなりどうしたんだよ土門」
「ごほっごほっ!」
「一之瀬まで!」
「Thanks!ウケたみたいで良かったよアスカ、カズヤ」
「えっ、まさか貴様これが狙いで…!」
「何々、マーク。ウケを奪われて悔しいのかい?HAHAHA!オイ、あんまり襟刳り…NO!首絞めないでよマーク!」
「濃い印象付けで目立とうとしたって無駄だからなあぁぁ!!」
「Ah,but!馬鹿なのマーク!?そうなんでしょ!」
「ディラン、日本人にウケるようなジョークをどこで…!」
「ジョークじゃないよ!これは立派なジャパニーズ“ギャグ”ってヤツさ!そうでしょアスカ、カズヤ」
「イ、イエス…」
「まだ引きずってるの土門!?」
「ディランは元々面白いけど、まさか日本のお笑い芸人引っ張ってくるなんて想定外だったよ」
「日本のお笑い文化って…芸術なの?」
「まっ、まあ文化って言われるくらいだし、そうとも言えるね。な、土門…そろそろ戻ってきなよ」
「どうも、ディラン・マ」
「うわああぁぁぁやめてな○ぎやめてぇぇぇぇ」




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テーマ「人外ファンタジー」
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