至上主義者を二人(PとDD/考察捏造)

捏造。

プロミネンス至上主義かつ、キャプテンのバーンに忠誠心を持つネッパーと、ダイヤモンドダスト至上主義かつ、キャプテンのガゼルに絶対の信頼と期待を抱くバレン。

・ネッパーはバーンを敬う。ネッパーにとって、バーンは絶対神のようなものであり、彼に叱咤されたときは少年が本当に少年であったかを忘れさせるほど沈む。プロミネンスのため、チームの皆のため、バーン様のためにと血に汗滲む努力を惜しまない。しかし、彼の努力は必ずしも報われるものではない。酷い話ではあるが、バーンは自分以上の能力を持っていることが許せない性であり、そんなネッパーをベンチ裏の控え室で殴った(仮にネッパーがアトミックフレアを完成させたとして)。

・バレンは自分のプレイを好んでおらず、ダイヤモンドダストに居続けて良いものか悩んでいる。ダイヤモンドダストのために、チームの皆のために、ガゼル様のためにと頑張ってはいるものの、まるで実らない。ガゼルは彼にとっての絶対神であり唯一神。だが、それは忠誠などとはかけ離れており、歪みに歪んだ期待の塊と言うべきだろうか。
自分のプレイのことに苛まれ、暴力的衝動に駆られる時がある。バレンは自分にそれ程までに自信がなく、その悩みを他人に痛みとしてぶつけてしまうことがどうして悪いのかもわからない。暴力的衝動に飢えたバレンは手に負えないこともないが、酷く荒んでいて誰彼構わず噛みつきそうな勢いを持つ。更に言えば、普段以上の身体能力を発揮し、所謂“完全な状態”になってしまう(全力の状態のことを差す。この状態が常時続けば身体にかかる負担は免れない)。

個人的に彼を全力少年と呼ぶことにしている。割と真面目に。


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