燃えに燃える。
2011/12/09 14:32

木戸川清修は最初から二つに分裂している。監督の亜風炉は元より自治体の人間で、それを支持しているのが総介達(硬山以外、フィフスのやり方を指示する同士を確認できていない)。対して反発しているのが貴志部達(真波ちゃんや和泉、快彦以外、フィフスのやり方に異見を示す者を確認できていない)。両者のトップと言っても過言ではない総介と貴志部の衝突は免れることが出来ず、お互い肉体的攻撃で相手をわからせようとしてくるため、媒介は自分自身。化身を出されては、同じ患者であっても仲裁に入るのが難しい。その上、両者中近距離型の気が強く、守りの硬山では二人を抑えるのは自殺行為(もしバロンがガレウスと同一種の能力を持っていた場合、化身シュートなどの攻撃でなければ防ぐのは難しい)。地上戦空中戦は関係なく、どちらも受け身をとることができるし、防御して相手の攻撃を最小限に抑えることができる。二人の力はほぼ互角で、それならば化身技で一気に決めてしまえば良いのだろうが、それができない。敵であり、チームなのだ。一歩踏みとどまって、それ以上過激な攻防に至らないのはそのため。
もし、どちらかが改心するのならば、自分としては貴志部らに改心して貰いたい限りだ。ただそれが自治体(フィフス)につくか、グレーゾーン(フィフスでも革命派でもない)につくかでまた変わってくる。両者グレーゾーンに落ち着くのが本望だが、仮に自治体に貴志部らが改心したとして話をすると、一つ二人にしてもらいたいことがある。化身合体だ。
ZZ、ギャロバスに続く新たな必殺技を貴志部と総介に撃たせると言うイフだ。実際、映画の方で化身が合体するようだから、貴志部と総介の化身が合体してもおかしくないと思えたのでね。自治体に当たる際、この二人でツーマンセルを組んだら強力なのではないだろうか。シュート系の放出なため、もし本当にするのなら媒体が必要になる。イメージとしては脚を使いたいのだが、果たしてどうしたものか。貴志部の化身を認知していないのでなんとも言えない部分もある。ただ総介の方は、ナイトを見る限り柄の長いものなら大概ありだな(剣城と同じか)。




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