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 さっきまで大人しく俺の下で喘ぐのを我慢してたってのに、いざ俺が苦しくなってゴムをつけようと寝台に伸ばした手を椿はギュッと握って阻止してきた。何だと椿の顔を見ると顔を真っ赤にしたまま目をキョロキョロと…焦点が定まっていない。

「なに、」
「ひ…あの…う…えっと」

 ひ、て…どんだけ怯えてんだよ。あんまりビビられてると思うと、怒る通り越して悲しい。

「怒ってねーし、怒んねーから言えよ」

 そう言って椿の少し乱れた髪に手を差し入れ頭を撫でる。前髪をかき揚げて額に唇を寄せると緊張していた身体が漸く力を抜いた。

「えっと…その…男同士でも…子どもできるって本当ですか」

 額から瞼に降りていた唇を止め椿の顔を見ると物凄く真剣な顔で言うから、笑うタイミングを完璧に逃した。暫く、此方も真顔でいることしかできなかった。

「ザキさん…?」
「お…まえさ…世良さんに聞いたんだろ」

 椿が何でわかったんですか、と目を見開いたのを見て明日世良さんをしめようと決めた。自分も今の椿に説明するのも状況的に避けたいので今はそのままにすることにした。

「なあ、椿…ヤりてーんだけど」
「う…あ…」

 耳元で囁いたらコイツはすぐに震えて何も出来なくなるのを知っているからわざとする。フルリと震えた椿の膝裏に手をかけて、秘部にお預けを食らっているモノを押し当てる。
 小さく、ひっ。だとか短い悲鳴じみた声を漏らす椿を上から覗き込む感覚に身震いする。

「お望み通りゴム無しで…な、」
「ちがっ…えっ」
「餓鬼でも作るか…よ」
「ちょっ…ひあっ…ンうっ…ンン…」

 喉を反らせて喘ぐ椿の浮き出た小さな喉仏に舌を這わすと、爪先をベッドに押し付け身体は逃げをうつ。が、肉壁は逃がすまいと言うように収縮を強めた。腰を進めて最奥までズルリと押しいると、より一層高く啼いた椿が首筋に腕を伸ばしてすがり付いてきた。

「ザキさっ…はっあぁ…あっアッ」

 律動の度に耳元に椿の掠れた声と息がかすめ、ザワザワと背が粟立つ。泣いているのか鼻を啜る声も聞こえる。ネットリと絡み付いてくる肉壁に抉る様に擦り付ける。プクリと膨れた胸の突起に舌を這わすと締め付けがキツくなる。

「イ…イかよ…っ…つばき…」
「…やっ…ンっ、ザキさんっ…」

 久しぶりのゴム無しで自分も善すぎて全く余裕がない。既に弾けそうで、下手にキスもできやしない。椿のモノも先走りでぐちゃぐちゃに濡れ、先からは我慢しきれなかったものがパクパクと開いた尿道から溢れていた。その光景にゴクリと唾を飲み込む。

「ザキさんっ…ザキさん…んんっ…できちゃっ…うっ」
「っ…やべ…ばかやろっ」

 一気に顔と自分のモノに熱が集まり、その熱ごと最奥を穿ち、椿のモノも掴んで軽く擦る。

「ひっ…ぁああアっ」
「っ…ぅあっ…」

 掌の隙間から椿の熱い白濁が溢れた。爪先を伸ばしてイッた椿の肉壁が急激に締まり、絞りとられるかのような動きをして最奥に注ぎ込んだ。

「っはぁ…はぁ…ヤベェ…」
「ぅあ…やぅっ…まだ出てる…」

 焦点が合わない瞳を宙にさ迷わせながら、ビクビクと注ぐ度に震える顔と身体が艶やかで、口の端から垂れている涎を舐め、唇を合わせる。まだ、酸素が足りないのか苦しそうに鼻をならすが、お構い無しに舌で口腔を舐める。

「ンッ…んんっ…ぁ」
「つばき…」

 普段は隠れていて焼けていない白い腹部が上下する様を見ながら撫でる。

「ほんとに…孕めばいいのにな、」
「ざきさん…?」
「世良さんに騙されたんだよ、ばーか」

 俺の言葉に椿は暫く考えて、漸く分かったのか腕で顔を隠して、見ないでくださいすみませんと騒ぎだした。強引に腕を外してキスをすると大人しくなって、顔を赤らめたまま呟く。

「お…れ…サッカーしたいです」
「ははっ…俺もお前としてーからな」

 サッカーと付け足して、涙の跡が残る頬をカプリと噛む。変な悲鳴をあげた椿にお構い無く、まだ中にあるモノを揺すると、中に出したものが隙間からトロリと椿の双丘を精液が伝った。

「…孕むまでやるか…つばき?」
「ざっ…ザキさんっっ!」

 真っ赤になって吠えた椿の口を塞ぎつつもう一度、腹をゆっくりと撫でた。



宇宙が引っくり返れば
(もしかしたら、)





(101207)
や っ て しもた。
これは…酷い。ごめんなさいすみません。趣味に走ってすみません。世良が椿に最近見つかったらしいんだけど、とか、なんかそれらしいこと言って椿が信じちゃってっていう…。うん。何も言うまいすみません(__)エロも中途半端。もっとデロデロなエロを書きたいです。←
なんかもっと違う感じにしたかったのに。

壱汰

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