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「吏烽、こっち来い」と神田に言われ、吏烽は神田の傍に行った。すると突然神田が吏烽を抱きしめた。
「ゆ、ユウ」
「好きだ、愛してる吏烽」
「なんで最近そんな事ばっかり言ってるの」
「…俺が素直にならないと吏烽に愛想尽かされそうだから」
「はぁ〜、嫌いになったりしないよ」と吏烽が答えると神田は更に抱きしめる力を強くした。
「ユウ、苦しい」
「わ、悪かった」
「安心した」
「あぁ」
「よかった」



愛情表現は嬉しいよ、でも愛情表現だけじゃ伝わらない事もあるんだよ。
これからも私はユウと手を繋いでいたい。愛情表現じゃ伝わらない事を学ぶ為に…


end


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